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□変態に効く薬を下さい。
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鹿猫/変態/
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爽やかな朝、グリフィンドール寮にて


「おはよぉー………ジェームズ、お前その頬っぺたどうした?痛そうだぞ」


シリウスが朝起きると隣に寝ていたはずのジェームズの頬に真っ赤な手形が痛々しく残っていた

「あっ、おはよう。シリウス
ちょっとね、昨日の夜にいじめすぎちゃって…」


にこにこと嬉しそうに笑ったジェームズは頬にある手形を撫でる

「…嫌な予感がするが何をだ?」


よくぞ聴いてくれましたとばかりに話し始めたジェームズ

「えへへ、昨日の夜に寮へ帰る途中だったところを捕まえて空き教室に連れ込んだんだ
それで嫌だとか止めろ変態死ねとか言ってくる可愛いお口を塞いだらさ

もう可愛くて可愛くて…最初は嫌がって暴れてたんだけど段々暴れてた身体に力が抜けて僕に抱き付いてくるの


もう誘ってるとしか言いようがないよね
これは美味しく頂きます、するしかないと思って

おいしく頂こうと服を脱がして胸触ったらビンタくらいました」



「………聞くんじゃなかった」




うっとりとそれはもうキモイ顔して語るジェームズは変態としか言いようがなかった…



「それでね、今日か明日あたりに最後まで進みたいと思ってるんだ」



「…もういい喋るな!!」




朝から何言ってるんだこの変態…



「楽しみだなぁ、ちゃんと最後まで言ったら報告するから」



「そんな報告いらない、この馬鹿!!!」



誰かこの変態に効く薬を下さい。

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