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□かくれんぼ
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グレゴリーホラーショー
ネコゾンビとジェームス
――――
グレゴリーハウス…ここは現実に疲れた客が訪れるホテルである…
「ウニャァーー!!」
僕はネコゾンビ
ここのホテルに住む継ぎ接ぎネコだ
趣味は食べることとあの老いぼれネズミをイジメることだ…
「ネコゾンビぃ〜居るぅ♪♪」
うにゃ、面倒なのが来た
ジェームスは老いぼれネズミのグレゴリーの孫でイタズラ好きな悪ガキだ
「なんだニャ、ジェームス」
ジェームスは苦手だ
僕はこの部屋で静かにしていたいんだ
なのにこの子は煩い…
「隠れさせて♪今、かくれんぼしてるんだ」
「出てけ。他の所に隠れればいいニャ、僕を巻き込むな」
僕は一人がいいんだ
この部屋に一人でいたいんだ…
「ぶーぶー、じゃぁこれあげる、2階で見つけたんだ
だから匿って」
それは茶色くてすぐ溶ける甘いお菓子、チョコレート
「少しぐらいならいてもいいニャ…
それよりなんで僕の部屋に隠れるのニャ?
他にもいい隠れ場所はあるのに…」
「んー、君の所は皆怖がって部屋に近寄らないし、それにネコゾンビに会いたかったから!!!」
「………変なヤツニャ」
今日もグレゴリーハウスは平和です…
「だ〜れ〜だぁ〜〜!!!鍋にイタズラしたのわぁ!!!!」
「地獄のシェフか?
ジェームス…出てけ
巻き添えはごめんだニャ」
「えへへ、僕じゃないよぉ」
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