Book
□宿命の星を抱いて
2ページ/2ページ
一人は寂しいじゃないか…
たくさんの重荷を一人で背負い込もうとする大切な幼馴染み
そんなに背負い込まないで…
分かってはいるよ、自分にはどうすることも出来ないこと
ただの足手まといにしかならない事ぐらい…
それでも、それでも俺は友の側にいる
友の力になりたいから
自分を省みず守ろうとする友を、守りたいと切に願う…
それが友の心を裏切る行為でも
それでも友を守りたいと願う
それが自分が持って生まれた宿命の星
でも
その星が無くとも自分は貴方の友でありたい…
END