ワールドトリガー

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【迅・出水・忍田・太刀川・風間】




<迅>

「お前、そっちにしたのかー。」
「は?」
「いや、俺のSEでポニーテールか編みこみで迷うお前が見えて。俺は編みこみが見たかったんだけど。」
「なにそれ。じゃあ今度編みこみにする。」
「あぁ、ありがとう。けど俺はその約束を忘れるお前が見えるよ。」
「…めんご。」

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「あれ?迅。なんでこんな時間に本部にいるの?」
「遅かったな。仕事してたのか?」
「私の質問に答えてよ。」
「俺のSEが、お前がまた夜遅くまで本部にいるって言ってたもんで。」
「でもわざわざ待たなくても。」
「俺が来なかったら寂しそうに歩くお前の姿が見えた。」

「うるさいなぁ、どうせ寂しい女だし。」
「だから俺が行けばお前は良い気分で帰れるだろ?」
「そんなことないし。」
「ほら、荷物持ってやるよ。なんかコンビニで買ってやるから。」
「…スルメとビール。」
「…女らしくないなぁ。」

「私のためにこんなことしてさ。もっと違う未来を動かしたら?」
「俺にとっては今一番すべきことをやったつもりだけどな。」
「…何それ。」
「俺はお前優先だよ。お前に何かあったら困るからな。」
「別に困らないよ。」
「俺が困る。」

「は?なんで?」
「それは今答えないほうがいい。」
「…SEが?」
「そう言ってる。」
「…もう。」
「いつか言うよ。必ず。」
「…ふーん。」
「だから返事用意しといて。」
「…ばか、それ今言ってるのと変わんないじゃん…。」

<出水>

「おーきーろー。授業終わったぞー。」
「ん……っうわっ。」
「やっと起きたか。」
「顔近いバカ。」
「だってお前起きねぇし。」
「だからってあまりにも…。」
「別にいいだろ。何顔真っ赤にしてんだよ。」
「うるさい。出水なんてエビフライにでもなれ。」
「は?」

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「この前、太刀川さんに助けられたよ。」
「は?いつ。」
「大規模侵攻のとき。」
「…何で俺じゃねぇんだよ。」
「は?何か言った?」
「別に。どうだった?」
「なんか…楽しそうだった。」
「あー。」
「でもせっかくだから出水見たかったなぁ。」
「え、まじ?」

「だって想像できないんだもん。」
「言っとくけど、俺、強いから。」
「はいはい。」
「次お前がピンチにとき絶対俺が助けに行くから。」
「どーも。」
「…」(太刀川さんに取られてたまるか)
「…」(どうせちょーかっこいいんだろうなぁ)

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「なぁ、消しゴム貸して。」
「はい。」
「サンキュー。」
「ん。…ってオイコラ出水。なに私の消しゴムに名前書いてんの!」
「俺用って意味。」
「アンタのじゃないでしょ!私の消しゴム!」
「お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。」
「アンタはジャイアンか。」

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「ねぇ、出水。私のお弁当に入ってたエビフライ知らない?」
「俺の胃袋にベイルアウトした。」
「ふざけんな!返せ!」
「ほらよ。」
「あんたのキスなんかいらない!エビフライ返せ!」
「なんでだよ!」
「出水のキスよりエビフライが欲しい。」
「ふざけんなよ。」

<忍田>

「忍田さん、なんか、怒ってます?」
「…いや。」
「…。」
「…悪い。慶に嫉妬してしまった。」
「あ、」(さっき話してたから…。)
「かっこ悪いな、こんな年にもなって余裕なんてない。」
「…私は、そんな忍田さんが好きですよ?」
「…っ、それは殺し文句だな。」

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「真史さんっ!」
「何してるんだ、早く避難しなさい。」
「だって、真史さんがブラックトリガーのところ行くって聞いて…。」
「あぁ、行ってくる。」
「…真史さん強いから。絶対勝ってきてよ。」
「……君には絶対に触れさせはしない。だから良い子で待ってなさい。」

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「おはよう。」
「忍田さん、それ私じゃないです。柱です。」
「いや、すまない。」
「どうしたんですか?」
「最近疲れてるのかもな…。目がぼんやりする。」
「寝てないんですか?」
「3日ぐらい。」
「何してるんですか!もう歳なんですから!」
「……………あぁ。」

「あ、違います違います。忍田さんはまだまだかっこいいお兄さんです。」
「いやいいんだ。自分が一番自覚している。」
「大丈夫です。忍田さんはボーダー1かっこよくて強くて頼りになる大好きな、、」
「私は愛されてるな。」
「ち、違います!」

「違うのか?」
「違わなく、ない、ですけど!その、」
「さっきの言葉で元気出たよ。じゃあ、仕事頑張ってくる。」
「え?あ、はい。」
「ではな。」
「っ!!」

「だ、抱きしめるなんて反則!このおやじ!!」

<太刀川>

「ねぇ、ダメだって。」
「別にいいだろ。」
「んっ、ちょっ髭痛い。」
「スリスリしたい。」
「痛い邪魔課題やりたいの。」
「おいおいひでぇな。」
「あっ、もう、こらっ、」
「倒していまえば俺のターン。」
「太刀川…?」
「あ、ごめんなさい。」
「よろしい。」

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「なにさっきから俺の顔に見惚れてるの?」
「いや……なんか太刀川って老けてるよなぁって思って。」
「ははーん、喧嘩売ってるな?」
「まぁでもイケメンな顔してるからいいじゃん?」
「俺が?」
「うん。」
「よし。付き合おう。」
「いいよ。」
「あ、いいんだ。」

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「お前最近俺を避けてるだろ。」
「だって太刀川くさい。」
「は?何が?」
「女くさい。」
「わけわかんねぇ。あ、香水じゃねぇの。」
「…何の香水?」
「これ。」
「ふーん、…ってこれ女もんじゃん。」
「え、まじで?うわしくったー。」

「何してんの。」
「香水つけたくて買ったら間違えたし。だからあの店員『プレゼント用ですか?』って言ってきたのか。つい『はい。』とか答えちゃったじゃねーか。」
「相変わらずアホだなぁ。」
「て、ことでやる。お前に。」
「は?」

「いや、いらないし。」
「なんでだよ。俺とお前でつけたらすぐ使い終わるだろ。」
「え、太刀川もつけるの?」
「だってその方がすぐ無くなるだろ。ほら、つけろ。」
「……うん。わかった。」
「つけてやろうか?」
「セクハラ死ね。」

「…お前ら、同じ匂いするな。」
「あ、風間さんじゃん。」
「…2人とも同じ香水でも使ってるのか?」
「はい。ちょっと色々あって。」
「ほう。お前よかったな。」
「は、はあ!?何が?私別にしょうがなくつけてるだけだし。ニヤニヤすんな!」

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「助けてくれてありが……って太刀川ァ!?」
「んだよ、お前かよ。」
「お前なんかにありがとうって言うつもりだったわ、あっぶね。」
「言ってもいいんだぜ?さっきみたいな可愛い声だせよ。」
「絶対嫌だし誰がお前何かに営業ボイス出すかよ。」
「とか言って顔真っ赤。」

「見るなうざい。」
「俺に惚れた?」
「惚れてないし。」
「っと。」
「!?」
「あっぶね。後ろに敵いるの気づかなかったか?」
「…っ。」
「…んな泣きそうな顔すんなよ。もう倒したから安心しろ。」
「…っ。グスッ…。うるさい…っ。」

「俺が守ってやるから。さっさと行くぞ。」
「…うん。」
「その代わり、今度課題手伝え。」
「馬鹿。」
「へいへい。ほら、手貸せ。」
「…なんか太刀川の手汗やばい。」
「そういうこと思っても言うな!」

<風間>

「…おはよう。」
「あぁ…おはよう。」
「…。」
「…。」
「…何か、話してよ。」
「…よだれ出てるぞ?」
「っ、蒼也ほんとバカ!顔洗ってくる!」
「裸でか?」
「ふ、服着るし。」
「…別に裸でいいだろ。」
「よ、良くない!」
「それは残念だな。」
「!?」

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「旨い。」
「よかったー。カツカレー好きって知ってから頑張って調べて作った甲斐があった。」
「でも木崎が作ったカツカレーのほうが旨い。」
「くたばれ。」
「落ち着け、カツカレーがこぼれる。」
「何カツカレーの心配してんだよ、彼女を慰めろやオイコラ。」

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「…もしもし、俺だ。朝電話でられなかったが、何の用だ?」
「今日体調悪いから休む。」
「だから今日1限いなかったんだな。」
「うん。だからレジュメとかよろしく。」
「あぁ。分かった。」
「じゃ。」
「…まだ切るな。」
「え?なに?」
「話足りない。」

「足りないって…。じゃあ家にでも来て看病でもしてよ。」
「お前がしてほしいなら行くが。」
「…じゃあ来て。」
「分かった。4限終わったら行くから欲しいもの書いて後で送っといてくれ。」
「うん。」
「何かあったらすぐに連絡しろ。」

「おい、風間。お前何そわそわしてんだ?」
「早く帰りたい。」
「珍しいな、真面目なお前がそんなこと言うなんて。」
「早く終われ。」
「…まじで珍しいな。写真でも撮ろうか。」
「おい、諏訪。」
「んな怖い顔すんなって…。」

-----

風間はそこまで大きくない子供のような手で私を掴んで逃がさない。だが手の動きは大人である。優しく舐めるように動かす。右手は髪に触れ耳に触れ頬に触れ私の顎を掴む。左手は私の手を掴み握ったりさすったり揉んだり。そして風間は満足そうに私の唇を喰いつくした。

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「枕。」
「はい。」
「口。」
「はい。」
「手。」
「はいはい。」
「頭。」
「……弟モード発動したな蒼也。」
「オイ早くしろ。頭が寂しがっているぞ。」
「撫でて欲しいなら言いなさい!」
「次、口が寂しがってる。」
「あぁ!もう!」(でもやる。)

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「菊池原じゃま!どいて!」
「絶対にだめ。今はだめ。」
「中に私の大好きな風間さんがいるんでしょう!?入らせて!」
「だから今はダメなんだって。うざい。」
「トリガーオン!スラスター!」
「あ。」
\菊池原、ベイルアウト/
「風間さーーん!!」ウィ--ン

「あ。」
「…おい。」
「風間さんボクサーパンt「死ね。」」
\ベイルアウト/

風間お着替え中でした。

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「あ、いたいた風間。」
「俺はさっきからお前の近くにいたはずだが。」
「あのさ、次の講義のプリント私の分も取っといて。」
「サボリか?」
「違うよー、観たいテレビあるから家帰るんだよ。」
「それを世間ではサボりと言うのだが。」

「ちょっ、いたー!腕引っ張らないで!行く!行きます!」
「お前は太刀川みたいになりたいのか。」
「それだけは嫌。」
「だろうな。」
「風間は私に対して厳しい。」
「お前、ほっとくと死にそうだから仕方なく俺が面倒みてるんだ。アホが。」

「ひでぇ。」
「いいから俺の側離れるな。」
「へいへい。」

「あれでも付き合ってないんですよね、諏訪さん。」
「どー見てもあいつら付き合ってるだろバカップルめ。」


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