そんな馬鹿な

□#06 (start!)★
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やはり、世の中に完璧な女性など居ないのか……

「私はどちらかと言えば攻めの様な気が…」

『それは違います!
メフィストは受けです!!
あ、でもメフィアマとかメフィ燐も悪くないですけど……
で、でもメフィ受けは私の大好物なんです!!』

…段々と彩さんのテンションについて行けなくなってきましたよ。

『あ、それはさて置き、メフィストさんに部屋を用意しないとですね』

「何から何まですみません、お願いします」

彩さんの部屋を出て、廊下突き当たりの部屋へ入った。
『狭いと思いますが、他に空いている部屋が無くて……』

「いえいえ、十分広いお部屋ですよ。
気に入りました」

『本当ですか?
あと、足らない物があったら言って下さい!』

「有難う御座います」

丁度その時、昼の鐘が鳴った。


『あっ
お昼にしましょうか!』

「彩さん、」

『はい?』

「私が元の世界へ帰るまでの間、宜しくお願い致しますね」

そう言って、ウインクをした。














(start!)
こ、こっちこそ宜しくお願いしますっ!!















…next.

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