そんな馬鹿な
□#06 (start!)★
1ページ/1ページ
やはり、世の中に完璧な女性など居ないのか……
「私はどちらかと言えば攻めの様な気が…」
『それは違います!
メフィストは受けです!!
あ、でもメフィアマとかメフィ燐も悪くないですけど……
で、でもメフィ受けは私の大好物なんです!!』
…段々と彩さんのテンションについて行けなくなってきましたよ。
『あ、それはさて置き、メフィストさんに部屋を用意しないとですね』
「何から何まですみません、お願いします」
彩さんの部屋を出て、廊下突き当たりの部屋へ入った。
『狭いと思いますが、他に空いている部屋が無くて……』
「いえいえ、十分広いお部屋ですよ。
気に入りました」
『本当ですか?
あと、足らない物があったら言って下さい!』
「有難う御座います」
丁度その時、昼の鐘が鳴った。
『あっ
お昼にしましょうか!』
「彩さん、」
『はい?』
「私が元の世界へ帰るまでの間、宜しくお願い致しますね」
そう言って、ウインクをした。
(start!)
こ、こっちこそ宜しくお願いしますっ!!
…next.