そんな馬鹿な

□#05 (腐女子でしたか)★
1ページ/1ページ

『ずっと正装で疲れませんか?』

「そうですねぇ…
少し失礼します」

立ち上がり、指を鳴らしてみた。

パチンッ

「おや、どうやらコレは此方の世界でも使える様ですね。
もしかしたら、と少し心配していましたが」

部屋着用の浴衣に着替え、再び座る。

『凄い…!
メフィストさんの指パッチンを生で…!』

彩さんは私の指鳴らしでかなり興奮されている。

「処で、彩さんは沢山漫画をお持ちの様ですね」

少女向けから少年向け、大人向けのアクションまで彩さんの本棚にはずらりと並んでいる。

(ん…?)

ふと、私の目に止まったモノ。

本棚の端の方にびっしりと並べられたアレは……

「同人誌もお持ちの様で」

『っ!!
あ、いや、そのっ
ち、違うんです!
藤メフィとかアマメフィでhshsしてる訳じゃなくて……!!!』

「……」

『ぁ、』















(腐女子でしたか)
しかも、私が受けとは…















…next.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ