連載２
□１０年後了平、来る！
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『・・・・・・』
戦いの邪魔になるからと、キバとのリンクを切らさないようにまた黙ってしまった彩夏
「大丈夫かな・・・」
その時―――
ヴーッ、ヴーッ・・・！
また鳴り出したアラーム音
,,,,,,,,,,
そして、画面にいくつものコンマ記号が羅列する
「ジャンニーニ、これ何！？」
「我々の隠語で、コンマは切り落とした頭・・・つまり、暗殺部隊のコードです」
『暗殺部隊って・・・もしかして、ヴァリアー！？』
彩夏が目を開いてジャンニーニに聞く
「少々お待ちください・・・」
ジャンニーニがパソコンのキーボードを叩く
「！ 彩夏さんの予想通り、ヴァリアーのようです。ビデオが送付されていたので再生します」
そういってジャンニーニは、マウスで再生ボタンをクリックした