連載2
□VS.グロ・キシニア
1ページ/7ページ
『いい?キバ。ミルフィオーレから攻撃されそうになったら引っ込んでいいからね』
≪了解♪≫
Aハッチの出入口で心配そうにしている彩夏
≪大丈夫だって、俺、悪魔だし♪じゃあ、いってきま〜す♪≫
そういってキバはコウモリの姿になって、空へ駆けていった
「大丈夫かな・・・」
ツナが心配する
『たぶん、大丈夫。それに今はキバに頼るしかないし・・・』
「そう、だね・・・」
仕方ない、といろいろ言いたい気持ちを押し込んでツナは歩き始める
「・・・さきほどの彩夏さんの話の内容に付け加えさせてもらいますと、半年前、骸について妙な噂が流れました」
草壁が口をあける
『! “あれ”ですか・・・?』
「えぇ。“骸が倒された”というものです」
「「!!?」」
獄寺達が目を見開く
『でも、大丈夫。生きてるから。その地域にいる悪魔に、確かめてもらったし』
「ですが、骸が憑依した何者かが怪我を負って倒されたのは事実です。
情報の発信源がミルフィオーレというのが引っ掛かりますが」
そうこう言っているうちに司令室にたどり着く一同