連載2
□あえて言うなら“影”
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武器を生かし切れてない・・・?
恭弥との修行中、言われたのはそんな一言だった
『(確かに、手裏剣はもともと遠距離武器だけど・・・)』
いや、それを近距離武器として使ってるんだから、これは“生かしてる”んだよね・・・?
薙刀だって、雲の炎を追加して双頭薙刀にして使ったりしてるからこれも“生かしてる”し・・・
たっ・・・!
その時、恭弥がうちに向かって走ってきた
『(ゆっくり考える暇がないっ・・・!)』
止まるかわからないけどっ・・・!
――開匣!――
『(大空Ver雨独楽!)』
それに加えて目を変化させ、現れた伽樓羅(カルラ)は別方向から恭弥に向かって突撃していく
「へぇ・・・使う気になったんだ」
――開匣!――
恭弥は雲ハリネズミを開匣して、独楽と伽樓羅にぶつけてきた
ごうぅぅぅっ・・・・・・!!!
雲ハリネズミと独楽&伽樓羅がぶつかり合う