連載2

□宿題のその先の答え
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――彩夏の部屋――




「お、お邪魔します・・・」


『そんなに畏まらなくてもいいのに・・・。座って?』



そういって座椅子を勧める




なんか、ツナなのにツナじゃないみたい・・・




気がついてはいた。同じツナなのに、この時代のツナと違う部分をいろいろ見つけて気が沈んでいる自分がいることに



2人きりでいると余計にそう思ってしまう




『(こんなこと思ってる暇ないのに・・・)』




強くなって、一刻も早く入江さんのところに辿り着かないといけないのに・・・




そう思いながら学習机から手に取ったのは、写真立て。
ツナに見せたい物はこれだった




『ツナ』


「な、なに?」


『これが、うちがじっとしてるわけにいかない理由だよ』




うちは隣の座椅子に座って、ツナに写真を手渡した




「!・・・これ・・・!」


『うん。この時代のツナ達。全員が写ってるわけじゃないけど、ね』
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