連載2

□確認と“王”
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カコーンー・・・・・・



ししおどしの音が響く




「彩夏。今まで起きたことを聞かせてくれるかい?」


『うん』


「それと・・・“計画”をどこまで聞いてるかってことも」




うちは今、久しぶりに制服を着て、正座した状態で恭弥の風紀財団アジトにいる。もちろん、武に隼人も許してくれたとちゃんと言った上で



いつも恭弥のそばにいるいる草壁さんは、ボンゴレ地下アジトでみんなにいろいろ説明している最中だろう



なぜこうなったか。
話は少し前にさかのぼる・・・・・・













「もう放さない!!愛しい人!!」



ジャンニーニさんがビアンキさんとフゥ太が帰ってきたと言いに来た直後、2人が現れて、ビアンキさんはリボーンに飛びついた




『ビアンキさん・・・』



この時代でリボーンを失って悲しんでいるのはビアンキさんも一緒で。どんな形であれ会えて嬉しいのもうちと一緒で




かさっ・・・・・・




『?・・・』




その時、手に押し付けられたのは小さなメモ



しかも、それは恭弥から




こっそり渡したってことはこのメモの存在はばれちゃいけないってことだよね・・・?
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