連載
□内情
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「この家に産まれたやつの中に“時々”、悪魔を操れるやつが出るらしい。
その“時々”の先代が、ボンゴレⅧ(８)世がこの家を保護するきっかけになった人物だと、俺は９代目から聞いてる」
リボーンは簡潔にそう説明した
「先代って・・・なんか現役のやつがいるみてぇな言い方・・・」
山本が“先代”というフレーズで、何かに気づいた。
「あぁ、その“まさか”だ」
「もしかして、今の現役が・・・」
「あぁ、今回ここに来る要因になった彩夏だ」
「・・・って、なんでそんな大事なこと先に教えてくれなかったんだよ！」
実は俺も彩夏ちゃんに会いに行くことは教えられていたけど、そんな細かいことまでは教えられていなかったのだ
「いきなりそんなこと言っても真に受けねぇか、混乱するかのどっちかだっただろ？」
「まぁ、そりゃそうかもしれなかったけど・・・(反論できないのが悔しい・・・)」
そう思ったけど、ふとあることを思った
・・・みょうにその彩夏ちゃんって子に馴れ馴れしいような・・・