願望小説

□家族計画
1ページ/4ページ

「あぁ 疲れちゃったぁ」

乱菊は帰ってくるなり
ドレスのまま 布団に横になった 新居へ荷物を殆ど移したため
ギンの部屋は殺風景だ

「らーん♪」

ギンは横になった乱菊に
甘えるように寄り添った

「なぁ 乱菊はこどもは何人欲しいん?」

ギンは乱菊の髪を
人差し指にくるくると巻ながら遊んでいる

「そうねぇ 三人くらい居たら
楽しそうね」

「えぇっ?三人も欲しいんか…」

「何よ 聞いといて〜
ギンはこども欲しくないの?」
ギンはまだ乱菊の髪で遊んでいる

「そりゃあ 欲しいで
でも 三人もおったら
このおっぱいがなかなかボクに
帰ってこないやないの」

と言うが早いか
ギンは乱菊のドレスの肩紐を
ぐいと下げた
乱菊の形の良い大きな胸が
ふるりと露わになる

「なっ 何してんのよ!
あたし 疲れてるのよぉ…」

「乱菊は寝とったらえぇやん」
ギンはチュウと乱菊の胸の先端を
口に含んだ

「あ…」

舌で器用に舐めたり吸ったり
優しく噛みついたりしている
乱菊はギンの髪を優しく撫でた
もう片方の胸に手を伸ばす
こちらも同じように
指で弄んだ

「んん…」

乱菊の反応を確かめながら
スルスルとギンの手が下に下がる
下の蕾に指を這わせば
乱菊の口から厭らしい吐息が漏れる

「っっ。はぁ…」

ギンは堪らなくなり
自らの唇を乱菊の唇へ合わせた
最初は合わせるだけの口付けも
次第に激しさを増し
舌で唇をなぞったり
お互いの舌を絡めたりする

乱菊の手がギンのシャツのボタンを
外し始める

「乱菊 寝るんやなかったの?」

ギンはとても嬉しそうな顔をしていていた

「うるさい。こうなった責任…
とんなさいよ!」

「気持ち良くしたる」

ギンは休めていた指をまた動かし始めた
乱菊は自然と腰が動いてしまう自分に
恥ずかしさを感じた

シャツを脱がせ
ポイッと布団の外に投げる
ギンの耳を舐めたり
白い首筋を甘噛みすれば
ギンの口からも厭らしい呻き声が零れる

「うぁ…乱 それ反則やわ」

ギンは蕾をくりっと剥き
露わになった芽を優しく愛撫した
ギンの耳元で乱菊は喘ぐ

「あっ…ん ギン…」

「あかん! 耳元でそんな声
出さんとって!」

ギンは柄にもなく
頬をうっすらと染めながら
乱菊の目を見て微笑んだ

「だって…ギンが…あっ」

「…ここ…好きやんなぁ 乱は」

ギンはいたずらっ子のような顔をして
芽を先程より強めに上下した
乱菊の腰がまた自然と動く

「も…ちょっと…ギン」

乱菊はギンの物に手を伸ばす
それは既に大きく反り返っていた
パンツも下着も下げ
ギンの物を手で包み込むと
先からは透明な先走りがヌルリと
乱菊の指を濡らした

それを擦りつけるように
扱けばギンもまた 厭らしく喘ぐ

「ん…はぁ…乱…」

お互い手を動かすのはやめない
けれど 先に折れたのは乱菊だった

「も…限界…ギン 入れて」

ギンはキスで答えた
乱菊の上へ覆い被さると
ぐっと腰を深く沈める

「あっ…」

「乱の中 あったかいわ」

ギンは乱菊の顔の横に手をつくと
腰をゆっくり動かし始める
部屋中に響き渡る厭らしい水音
乱菊は手を伸ばし
ギンの首へ回した

「んっ はぁっ」

どんどん早くなる腰の動きに
乱菊は段々と絶頂へ登りつめていく

「ギン…あたし…」

「えぇよ イき…」

ギンは乱菊にキスを落とす
乱菊はギンの唇を受け止めながら
絶頂への波に体を委ねた

乱菊の締め付けが最高潮に達し
ギンも もう限界だった

「乱…ボクも もうイッてまうわ」
そういうとギンは眉間に皺を寄せ
腰を更なるスピードで打ち付けた
乱菊は荒い息遣いで喘ぐ

ギンは乱菊の中に自らの白い欲望を
ドクドクと吐き出した

「ギン…愛してるわ」

乱菊は倒れ込んできたギンの
目蓋の上にキスをした

「乱菊…愛しとる」

ギンは乱菊をしっかりと自らの胸へ引き寄せた

「ずーっと 一緒におろな」

乱菊はこくりと頷くとそのまま深い眠りに落ちた
ギンもまた乱菊の規則正しい寝息に
眠りを誘われ
二人は抱き合ったまま
朝まで眠った
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ