You change the world.

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キル「あやめ〜生きてるか?」

カル「お姉さま、大丈夫ですか」

二人は部屋に駆け込みベットの上に飛び乗り心配そうに顔をのぞき込んでくる

体調が戻るまで面会を禁止されてた事
倒れた直後部屋に戻され様子をあまり教えてもらえず心配した事
最後の方は今はまってるゲームや昨夜見たテレビの事などお見舞いで持って来てくれたお菓子を広げながら会えなかった時間を埋めるようにマシンガントークで聞かせてくれた。


持参したお菓子がほとんどキルアのお腹に消えた頃ゼノじぃの登場で楽しい時間に終始が打たれる


ゼノ「もうそろそろあやめを休ませてやりなさい」






「本当にすまなかったの」

急に静かになった室内に小さく響く

「謝らないで、元は家を出た私が悪いんだから…私こそ…いろいろ謝らなくちゃいけないよね」

「気にしてたならもっと早く顔を見せて欲しかったがの」

「自分からはちょっと…会いづらくて」


時々庭に来てる事は知ってたからあまり心配はなかったけど孫の事は気になるもんだ、それに家を出たのはお前の父さん血だろう気にするなと静かに呟く

私を見つめる視線は譲り受けた銀髪とシルバーの瞳に亡き父を見ているのだろう

幼すぎて記憶は無く残された写真しか思い出がない両親


家を出て普通の家庭を築く筈だった家族を襲ったのはブラックリストハンター、流石の父も能力の低かった母と乳飲み子を抱えて不利だったのだろう



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