世界一小説

□おもちゃの快感
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突然、高野に呼び出された小野寺は、何の前フリもなくトイレへと連れて行かれた。

なぜトイレと思い、腕を引っ張られているうちに
奥の個室に入れられる。

高野も一緒に入ってきて、何をするのかと思ったすきに、突然唇を塞がれた。

拒否しつつも強引に口を割られ、するりと舌が入り込んできた。


「ちょっ…高野さん……
こんなところで何して………ん……っ」

しつこく絡んでくる舌は、一向に離してくれない。


「こんなところって……
隠れてエロいことするには、最高の場所じゃねぇか。」

「でも人が来ます!!」

「だからさ、お前が声出さなきゃいいんだよ。」

「そんなの……ムリっ……んぁ…」

一度離された唇がまた合わせられ、さっきよりも激しく口内を掻き回される。

「もう…離して……っあ」

やっと唇が離されたかと思うと、今度は下に手を伸ばされる。

「あっ……!!」

ズボンの上からギュッとつかまれ、より一層甘い声が上がる。


「キスだけで、こんなに硬くなるんだな。」

「それは…高野さんの…せい……で……」

「ふーん?……俺のせいなら、もっとひどいことしていいってことだよな。」

「あっ……、何して……っ」

その瞬間、後ろに何か異物が入るのを感じた。

それは振動を体中に伝え、休むことなく動いている。
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