世界一小説
□おもちゃの快感
1ページ/3ページ
突然、高野に呼び出された小野寺は、何の前フリもなくトイレへと連れて行かれた。
なぜトイレと思い、腕を引っ張られているうちに
奥の個室に入れられる。
高野も一緒に入ってきて、何をするのかと思ったすきに、突然唇を塞がれた。
拒否しつつも強引に口を割られ、するりと舌が入り込んできた。
「ちょっ…高野さん……
こんなところで何して………ん……っ」
しつこく絡んでくる舌は、一向に離してくれない。
「こんなところって……
隠れてエロいことするには、最高の場所じゃねぇか。」
「でも人が来ます!!」
「だからさ、お前が声出さなきゃいいんだよ。」
「そんなの……ムリっ……んぁ…」
一度離された唇がまた合わせられ、さっきよりも激しく口内を掻き回される。
「もう…離して……っあ」
やっと唇が離されたかと思うと、今度は下に手を伸ばされる。
「あっ……!!」
ズボンの上からギュッとつかまれ、より一層甘い声が上がる。
「キスだけで、こんなに硬くなるんだな。」
「それは…高野さんの…せい……で……」
「ふーん?……俺のせいなら、もっとひどいことしていいってことだよな。」
「あっ……、何して……っ」
その瞬間、後ろに何か異物が入るのを感じた。
それは振動を体中に伝え、休むことなく動いている。