本7 その他CP
□飲み会…その後 モチミク編
1ページ/2ページ
モチミク
今日は飲み会があったりしたけど
「面倒いからヤダ」
「お、おい持田っ」
断った。
相も変わらず後輩のウチへ帰還。
(未承諾)
(家主不在)
遠慮も無く寛いでると、この部屋の家主である後輩がノコノコ帰って来やがった。
飲み会に律儀に参加したから酒の臭いがする。
「あ…れ?持田さん…」
驚いた口調で俺を見る後輩は飲んで来た所為か表情はそんなに驚いている感じでは無かった。
トロンと眠たそうに見下ろされたら変な気も起きる。
黙って見据えてみたものの何て言ってやろうか思いつかず、視線を壁に向けた。
「……持田さん」
そんな間に何時もなら絶対して来無いが背中に額を預けられる。
一瞬、戸惑った。
「…重ッ、三雲!お前、かなり酔って無ぇか?つか、退けよ」
普段なら怯む筈の後輩は動く気配が無い処か…
「俺、持田さんの事…憧れてるんです」
等と言うので…。
思わず右手が出た。(鬼)
「痛ってぇ…」
ベッドへと撃沈した後輩は頬を押さえ小さく唸って気絶するみたいに眠りにつく。(つか、マジで気絶かも知れ無ぇけど)
ガラにも無く…
「………」
赤面した。
「三雲の癖に…」
寝息を立て始めた後輩にのしかかる。
”仕返し”し無ぇと治まりそうに無い。
思案中。
おわり