銀魂

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……一度に告白してしまった。



後悔しても、後の祭りで
晋助は目を大きくあけて驚いてる。
とっても恥ずかしい……



「えっと、今のは忘れていいから……」



勝手な事を言った自分にあきれる
もっと上手い言い方があったじゃないと、心の中で自分を叱る。



晋助をチラッと見ると
眉をひそめて、何かを考えてるみたい。
何か……どう振ろうかって、考えてるのかな。
そう考えるととっても悲しくなった。



















未だに会話のない静まり返った部屋の中で、私は周りを見回した



どうしようっ、言いづらいなぁ…
……もう少ししたら、切りだそう
と心の準備をした時だった



「おい」



「……え?」



「銀時の告白はどうした?」



「…て、丁重にお断りを」



「なら、俺が両思いってのは?」



「……ショッピングモールで見たから」



そう言うとすぐに、クククッと喉を鳴らして笑う晋助。
ひとしきり笑った後に、
急にひっぱられた



「ね、ねぇ!もう行くから「待て、俺から返事聞かなくていいのか?」……聞きます」




*





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