銀魂
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「銀ちゃーん!晋助ー!」
店の前で手を振ってくれる銀ちゃんと晋助。
二人が一緒にいるのはなんだか新鮮に感じるのは、きっと気のせいじゃない。
店内に入ると綺麗な店員さんがあらわれた。
その人に席へと案内され、私はメニューを広げる
隣りには晋助がいて、前には銀ちゃんがいる。
二人とも格好いいから、学校で生徒の憧れの的なんだろうなぁ。
「…何がいい」
「ん?うーん、私はスパゲティがいいなぁ!もちろん、たらこの!」
「悠、たらこ好きだもんな?
じゃ、俺はイチゴパフェで」
「いつもと同じだね、銀ちゃん」
甘党にパフェは必須アイテムなんですーと笑顔を見せてくれる
甘党を極めたら銀ちゃんに近付ける気がするけど、甘いのは苦手だからなぁ…
なんだか残念…
晋助を見ると、不機嫌な顔をしてる
大変だ!!このままだと出て行っちゃうかもしれないっ
「晋助!!何食べる?確か、魚貝類好きだよね!」
「あぁ」
「じゃあ、私と一緒にする?
ここのたらこスパゲティ、すっごく美味しいよ!」
「そうする」
晋助の機嫌は戻って、私は一安心。
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