銀魂
□2
1ページ/5ページ
急な同棲生活が始まってからもう1週間がたつ。
家の中には知らないうちに高杉のものがあちこちに置いてある
昼間は私が仕事でいないけど、高杉は何してるの?
毎回聞こうとはするけど、うまくまるめこまれて結局は聞けずじまい。
やっとマンションにつき、階段をのぼりきる。
ふと前を見ると坂田さんがスーツ姿で歩いてた。
「こんばんは、坂田さん!」
「おー悠じゃねーか!
いつも名前でいいって言ってんだろ?」
「すみません、銀さん!」
ちょっと歩けば部屋にはつくけど、坂田さ……銀さんとまだ話してたい。
私が話しかけると笑顔で聞いてくれる銀さんがずっと好きだった。
このマンションにきてから3年目、
彼を好きになって2年目
もう、告白してもいいかなって思ってる今日この頃。
「悠?どーした?
」
「なんでもないです!
あっ!、明日食べに行きません?」
「おっ、いーねー!
じゃあ明日仕事終わったら電話するわ」
「はい!!
でも、銀さん。学校忙しいですよね?」
「んー、これでも教師だしね
悠の約束は死んでも守るから安心して?、
ってなわけでパフェおごってもらおっかなー」
「おごりませーん!」
*
→
next page