夢小説
□『寺田屋×マック』
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−寺田屋組、初マクドナルド−
某日
「む!ここがみのの働くまっくゆーところか!!」
「そうッス!!万を持して突入するッス!!」
「よし、以蔵、行くぞ」
「はい、先生」
ウィーン…
「な!なななななんじゃこりゃ!!」
「物の怪の類か!?」
「勝手に開いたぞ!!」
「ま、待って以蔵くん!!これは姉さんが言ってた『自動扉』っていうものだよ!!」
「…っなんて固いんだ!!斬れん!!」
「修業が足らんぞ、以蔵」
「は…鍛練します!!」
「なにやら……いい匂いじゃ!!」
「確かに!!香ばしいくてなんだか食欲をそそる匂いッス!!」
「いらっしゃいませ――って皆さん!?」
「おう!!みの……―〜ってなんじゃその格好は!?////」
「みのさん!?////」
「姉さん姉さん!!////脚隠して!!////」
「お前は―――っ!!////万人の前でなぜそんな格好をする!!////」
「え??///だ、だって制服ですし…それよりもご注文はお決まりですか??」
「む!!///そうじゃった//!!では、わしはみ……」
「龍馬、それ以上言ったら斬るぞ!!///」
「わぁ!以蔵!!お店の中で刀を抜かないで!!あ!店長、通報しなくて大丈夫です!!これ玩具ですから!!」
「なに!?武士の魂をおも――」
「まぁまぁ、以蔵くん。俺腹減ったし、注文したいんだけど」
「そうだな、以蔵、おさめろ」
「!?…はい、先生」
「わしはみののお勧めをいただきたいのう!!あと、鶏鍋!!」
「え!?鶏鍋はありませんけど…私のお勧めはベーコンレタスバーガーです!!」
「べ?れたす?ばぁがぁ?」
「よし!!それを四つ頼む!!」
「龍馬!!少しどんなものか不安に思え!!」
「待て以蔵、みのさんが変なものを勧めるわけがない。僕も同じもので大丈夫だ」
「俺もッス!!」
「な、ならば俺も!!」
「かしこまりました!!お飲みものはいかがしますか??」
「ん〜それもみのに任せるぜよ!!」
「変なものを入れるなよ!!」
「分かってるよ!!…ごほん…かしこまりました、右にズレて少々お待ちください」
数分後……
「お待たせいたしました!!ベーコンレタスバーガーセット四つでお待ちのお客様!!」
「おう!!わしらじゃ!!」
「姉さん、かたじけないッス!!」
「ううん、席についてお召し上がりください」
「以蔵、席をとれ」
「はい!!」
「ん〜どれどれ…」
「この包みを開けるんスね」
「このふわふわしたものはなんだ??」
「この肉はなんの肉だ??」
「この野菜、生のままで食べるんスかね??」
「よし!!みのが言うにはかぶりつくのが一番旨いっちゅうてたな」
「いざ!!」
パクッ……