夢小説

□『微睡み』
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みのさん25000ヒット祝
献上夢


岡田以蔵

「微睡み」


あれ……ここどこ?
すごく温かい…
私、この温かさ知ってる

すごく…すき…

「目が覚めたか?」

「あ…れ?」

視界がぐらぐらして、ゆっくり瞼を開けるとそこは漆黒に包まれる夜

どうやらお風呂上がりに縁側涼んでいた私は眠ってしまったようで……

「以蔵…?」

隣には見えない何かを夜の闇に探すように目を懲らすどこか寂しげな以蔵がいて、私はその以蔵に身を預けていた

いつもどこか寂しそう…
あなたの優しさがいつも私を温めてくれてるのに、私、あなたに少しでも返せてるかな…?

「どうした?」

じっと見つめる私に気付いた以蔵が私を見る

「以蔵…」

「ん?」

「以蔵…」

「だからなんだ?」

変な奴だな、と小さく笑ったあなたの笑顔が消えてしまう前に私は以蔵の着物を掴んで引き寄せ口づけをした

「なっ!?////……」

そのままぎゅっと以蔵を抱きしめる

少しでも伝わって?
私がここにいること

少しでも感じて?
私があなたに温もりをもらってること、あげたいと思ってること……

「――ったく……」

以蔵は呆れたようにそう呟いて私の身体を大きな身体で包んでまた温めてくれる

「分かってる。お前がいれば、俺は大丈夫だ」

「うん……」

ありがとうを口づけに託して、私たちはまた唇を重ねた

微睡む時間も、傍にいて?





さくら様から頂いた
25000HITお祝いSSです!
ありがとうございます(^◇^)
以蔵大好きなみのは身悶えました!
とっても嬉しいです(*^_^*)

 

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