大家族ストロベリー!!
□第六話 〜一護と皆と自己紹介〜
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「制限時間内に尸魂界まで走っていけば大丈夫っス!!」
「…ああ、わかった」
ここは浦原さん家の地下
これから、私たちは尸魂界へと向かいます
「よーし!!ルキアちゃんのために頑張っていこう!!一護!」
「…ム?女の声が聞こえた?」
「……いや、気にすんなチャド。これは幻聴だ幻聴」
「うわぁひっどーーい!!私のこと散々もて遊んどいて…ぐすっ…所詮は遊びだったのね!!!」
「んなわけあるか!…というか遊びって何だ!誤解のある言い方すんじゃねえ!!!」
突然聞こえてくる謎の声に当たり前のように反応する一護を見て、呆然とする皆
でも、前の争いの時に一応自己紹介したおかげか、メガネだけはすぐに声の主に対して反応してくれた
「…もしかして、黒崎の中にいる…みかんさん?」
「そうでーす!理由はわかりませんが、黒崎一護の身体?というか魂に居候してるみかんでーす!!皆よろしくね!!」
「………ム」
「よ、よろしく?」
「「…………」」
さっすが石田君!
私のこと覚えててくれたみたい
でも、一護は眉間を抑えてため息ついてるし、ほかのみんなは返事してくれたけど、まだ呆然としてる
「ええーーーーっ!!!黒崎君の中から女の子の声が聞こえる!!?」
しばらくの静寂の後
織姫ちゃんが驚いて、一護のことを見ていた
「ナイスリアクション織姫ちゃん!!」
「えっと…ありがとう?」
「井上、礼とか言わなくていいからな!」
「む〜!!何よ一護!!このムッツリ!!」
「俺はムッツリじゃねぇぇぇええ!」
静寂から皆が復活し、騒ぎ続ける私たちに対して、静かに見つめている二人がいた
「朽木サンから聞いてましたけど…これは……どういうことでしょうか?」
「わしには分からぬ…じゃが、何か嫌な予感がするのう」
「…夜一さん、向こうでは黒崎サンのこと…よろしくお願いします」
「…分かっておる」
「これからよろしくねーみんな!!!!」
とりあえず、自己紹介はできたかな?
さあ、ルキアちゃん救出頑張っていこう!!
私も頑張って応援するからね!一護!!
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