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□痴漢
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俺は、入社したてでまだ失敗も多いけどなんとかやっている。

(さて!今日もやるぞっ)

川瀬司は心の中で気合いをいれいつものように満員電車に乗り込んだ

(…なんだか…今日は一段と人多いな…)
ぎゅうぎゅうと押し流され扉のところにいた
(うー…狭い…)

誰かの手がお尻に当たっている

(…ι)

この電車には女性専用車両がある

勿論、この車両は男性ばかりだ

故に痴漢は有り得ないと思っている

お尻に当たっていた手が撫でるように動いた
(…っ?!)

男である司が尻を撫でまわされている

そんな状況に言い知れぬ何かを感じた
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