アキラ夢人

□第八章
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俺は逃げたやつを視界に捕えた
だから一気にあげて相手に追い付いた


『俺から逃げれるなんて考えてないだろうな?』
『俺から逃げれるやつなんていない!』


俺はそう言うと横に並び相手を蹴飛ばし飛ばす


俺はその飛ばされた相手に近づいて行く

『早く起きやがれ…まだ死んでねぇんだろ?』


俺がそう言うと相手は起き上がってふらふらしながらも生きていた

『なんで自分が狼に狙われてるのかわかっているか?』


「い、いえ」
「わ、わからないです


男は焦りながらもしっかりと答えた


『………ユアサ』


「へっ?」


『ユアサって言うやつを知っているか?』


「ユアサ………あっ…」


『思い出したみたいだな』


「昔に…リーダーが…乗り込んで殺したやつの名前だ…」


『そうだよな』


俺はその言葉を聞いて今にも殺してしまいたいと思った…
だが相手を恐怖に落としてから殺したいと思ったから俺は我慢した

『そいつには親、兄弟誰かその時にいたのか?』


「親は元からいなかったみたいだが…兄弟はいた…あの時にもいた」


『ほぉ…』

「確かにそいつの兄貴だった…」


『その兄貴とやらの特徴は?』


「髪が青色で少し長めで…瞳の…色は…青…色…」


男は途中から顔が青ざめて行きながら話していた…
ようやく気づいたみたいだ


『どうしたんだ?』


俺はわざと笑いながら相手に聞き返す


「お、お前…ま、まさか!」


『どうやらやっとわかったみたいだな』
『見ればわかる通り俺はユアサの兄貴のユキトだ!!』
『弟を殺したやつ…関係したやつに復讐を果たし皆殺しをするためにここにきた!!いまもその時だ…』


俺は冷たい目で見下ろしながら刀をゆっくりと抜き相手に向ける








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