dream
□頬を伝う水には気付きたくない
1ページ/1ページ
「俺、今日告白するんだ。応援
しててくれよぃ!」本当は私の
想いをずっと伝えたかった、「
返事おっけーだって!応援あり
がとなっ!」でも結局は伝えれ
なかった、勇気が無かった、自
分を守っていた。「私が手回し
頑張ったからね!当たり前!」
彼が私のことを好きではないと
知っていたから、傷つくだけだ
と分かりきっていたから。「じ
ゃあ、彼女と帰るよぃ。またな
!」でも、もし、もし、あの日
、あの時、あの場所で、私が貴
方に想いを伝えていたら何かが
変わっていたのかな?「…ばい
ばい、ブン太。」なら伝えれば
よかったよ、でももう手遅れだ
ね。神様は酷い。こんな惨めに
させるなんて。私には後悔しか
残らないじゃない。そう言って
悲劇のヒロインを演じている。
でも、まだ、もう少しだけ、笑
っていたいの。顔に笑顔を貼り
付けて、いい女で居続けたい。
だから、まだ、あと少しだけ、
頬を伝う水には、気付きたくな
い。(これは、嬉し泣きなの。)
(哀しい泪なんか流さないわ。)
-----------------------------
よう分からん←
ブン太の口調もよう分からん←
0513.私