※ R15? 微GL表現有 『なにもしてないのに疲れた ‥ 』 「 ‥ 大丈夫かい?」 私はマモちゃんとバスタイムを終え、ソファで寛いでいる。 あの後もリボーンにさんざんからかわれ、疲労困憊、ぐったりしている私をマモちゃんは気遣ってくれる。 更なる疲労を負うことになるなんて考えもせずに。 『あれ?ヴェルデは?』 「上で荷物移動させてるよ」 ホットミルクを飲む藍ちゃんにそう言われ、吹き抜けの2階を見上げる。 『 ‥ 大丈夫かな』 手伝いに行くべきだろうかと心配していた矢先のことだった。 「わっ ‥ わわ!わあぁーーーっ!」 ヴェルデの叫び声と、何か崩れる音。 『な、なに ‥ ?』 「! だ、だめ!」 ぐいっとソファに引き戻される。 マモちゃんも藍ちゃんも、物凄く焦っている。 冷や汗だらっだらで。 「この気配 ‥ 」 「ム ‥ 、あれ程気を付けろって言ったのに ‥ !」 双子内で意志疎通されて、よくわからないが大変なことは分かった。 「 ‥ いいかい?ヴェルデの眼鏡には気をつけ ‥っ!」 風を切る音と共に2階から何かが飛んできた。 . |