「―――…‥オレ達は、死んだんだ」 『 ‥ え、?』 リボーンの表情がにわかに曇る。 「んまっ、その話は後でだ」 『う、うん ‥ 』 寝るぞ、といって、私の返事を聞くと同時に可愛らしい寝息をたてて眠りに着く。 ‥‥ 、死んだ、って どういうこと ‥ ? 私の心に不安が渦巻く。 「――…‥!」 私は考えている間に浅い眠りについていたらしく、はっと目を覚ます。 『 ‥ はあ、』 昔の。あまり思い出したくない記憶を夢でみた気がする。 内容は既におぼえてはいないけれど。 そうだ、嫌なことを考えて眠るから嫌な夢を見るんだ。 楽しいことを、楽しいことを。 これからのことを考えてみた。 どこに遊びにいこう、とか。夏になったらあれをやろうとか。 そんなことを考えている内に、私は再び眠りについた。 . |