『えーと、お部屋ごとにお風呂入ってもらえる?』 「では、お先に失礼します」 『女物でよければシャンプーとか全部あるからね』 リボーンと風がお風呂に入った後、私は客室のシーツを取り替えた。 掃除は何時もしているので、それほど汚れてはいないみたい。 『 ‥ あ、食器洗わなくちゃ』 最後のシーツを取り替えているとき、お皿洗いが残っていることに気づいた。 自分の部屋と客室は2階。リビングは1階にあるので、螺旋階段を降りる。 『あれ、』 流しに積まれていたお皿は全て洗ってあって、食器棚に戻されていた。 ソファーを見ると、今はマモちゃん達が入っているのか、男の子達がテレビを見ていた。 コロネロはお笑い番組を見て爆笑中。 リボーンは愛用の拳銃を手入れしている。 風とスカルは早くも、おねむらしい。船を漕いで頭を揺らしている。 お皿洗いを、誰かがやってくれたのは確かだけど、一体誰が? 1人悩んでいると、お風呂場のドアが開いた。 . |