03 / マモちゃんの謎。 『 ‥ ご、ご馳走さま、でいいかな?みんなお腹いっぱいになった?』 「 ‥ も、もう食えないぜ ‥ コラ ‥ 」 そりゃあれだけ食べれば苦しいでしょうね。 コロネロのお腹は何時もの2倍くらいに膨れ上がっている。 大量にあったシチューもお陰で普通のお鍋1つ分くらいしか残ってない。 『 ‥ さて、みんなはこれからどうするの?』 「どーゆー意味ー?」 ヴェルデが口の回りをシチューでベタベタにしながら首を傾げる。 『住むとことか、ご飯とか、これからどうするのってこと』 「何言ってんだ?そんなの決まってんだろ」 「お世話になります」 あ、決定事項ですか。 っていうか風までそんなしれっと言っちゃうの? 『とりあえず今日は3つある客室を、みんなで話し合って好きに使ってね』 「だいたい2人ずつだな。ならオレは風と寝るぞ」 「はい、分かりました」 リボーンなら絶対一人で使うと思ってたのに。超意外。 「世話になる身だからな。当然だ」 『そっかー ‥ って ‥ 私、今口に出した?』 「オレは読心術くらい使えるぞ」 あ、なるほど。 余計なことは考えない、言わないように気を付けなければ。 しばらく話し合いをした結果、部屋割りが決まった。 リボ × 風 コロ × スカ × バイパ ヴェル × マモ 『3人のとこは狭かったらベッド取り寄せるよ?』 「ム ‥ 、あいつはソファーでも平気だからいいよ」 『そう?』 コロネロ達の部屋に大きめの、背もたれが倒せるタイプのソファーでも取り寄せよう。 . |