short novel

□必殺料理人神童拓人誕生改
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南「う…………(バタッ」



天「ぐあ…、だ……ド………(ガタッ」








松「南沢先輩ッ!!?天城先輩ッ!!?………くそっ……どうして……こんなことに………っ」







三「あ────あいつは………やばい……みんな…早く……逃げるん、だ…………(バタッ」



西「そ───そんな……っ!!!三国先輩まで……!!」



剣「くそ………所詮オレ達にはあいつを止められないというのか………!!」



松「もうオレ達3人しか残されてない今………ど……どうすれば………!!」




剣「うわっ!!お前……や、やめ、オレはまだ────……ぐ、ぅ………っ(ガクッ」



松「つ……剣城まで………?…………う………う…………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」





























円「……………なんだこれは…………」






霧「話は………うぐ……っ……2時間前に……戻り……っは、……ます………」
























〜〜回想〜〜











×××2時間前×××











霧「三国さん、料理大会やりましょう」













三「……お前は急に何を言い出すんだ……」






霧「いや、三国さんの料理食べてみたいなーと」





三「………本当の目的は?」




霧「神童の手料理食べたい」



三「よぅし、よくわかった。ちょっと歯食いしばれ」



霧「いやです!!すみませんでしたすみませんでしたすみまぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ」


















×××そんなこんなで×××













松「第一回☆」






西「雷門サッカー部料理大会ッ!!!」






皆「「「イエーッ!!!」」」






西「審査員は天城先輩、三国先輩、南沢先輩、そして剣城です!!!」



松「じゃあ皆さんに、審査員になった理由を伺いましょう!!!」








天「オレは食べる専門だから料理は作れないんだド」



三「オレが料理やったら優勝してしまうと言って出場禁止令を出したやつ(松風)がいたからだ」



南「めんどゲフンゲフン皆さんの料理を食べてみたいと常々思っていたからです(キリッ」



剣「気がついたら審査員になっていた」






松「うーん、みなさんやる気まんまんですね☆」



剣「どこがだよ」



西「じゃあ本日の料理人達を紹介しましょう!!こちらの方々です!!!意気込みをどうぞ!!」







神「頑張ります!!」



霧「神童かわいいーって三国さんやめ(ゴキッ)ぎゃぁぁぁぁぁぁッ」



速「とりあえずスクランブルエッグ(最も楽な料理の1つ)でも作っとけばいいですかね」



浜「魚料理しかできないよー」



倉「南沢さん!!待っててくださいね!!!超うまい料理を南沢さんのためだけに作りますから!!!」



車「筋トレしながら作る」





松「うーん、みなさんやる気まんまんですね☆」




剣「お前はさっきからどこを見てそれ言ってんだよ」



西「では、料理大会『彼の胃袋をとらえるのはだーぁれ☆地獄のレース』れっつスタート!!!!」



皆「「「イエーッ!!!」」」




剣「待て!!スタートすんな!!題字にツッこみたいのにツッこみどころが多すぎてどうすればいいのかわからんぞ!!!」



天「じゃあ一番ツッこみたい所をツッこむド」



剣「『地獄のレース』かよ!!!なんで地獄!!?これ死亡フラグ!!!?」



松「それはなんとなくだよ!!」



剣「なんとなくでなんて題字付けやがる!!!」



松「なんとかなるさ!!」



剣「うわだめだこれ………だれか助けて……兄さん……」












×××











西「あ、みなさんの料理が出来上がったみたいですねー」



松「よい子のみなさんは『はしょりすぎだろ』とか思っちゃダメですからねー」



西「では誰のからいきましょうか、審査員兼解説の天城さん?」



剣「いつから解説の仕事も担ったんだ!!?」



天「そうですドねー……では女子力の高そうな霧野シェフからいきましょうド」



松「わかりましたーじゃあ女子力の高そうな霧野シェフ、カモン!!!」



霧「その紹介なんなんだ!!」



西「気にしないで料理出してください」



霧「いやでも」



西「なんか文句が?(ニコニコ」



霧「い、え……ありま…せん……」



天「早く料理出すド(腹減った腹減った腹減った腹減った)」



霧「はい……」



スッ←霧野が料理を出す音



霧「カルボナーラです」



天「おぉー!!カルボナーラ超好きだド………いっただきますだド」



南「普通にうまそうだな……(流石サッカー部で女子力高そうなやつNo.1……)」



剣「もぐもぐ……(あ、うめぇ)」



三「ふーむ………5点」



霧「5点!!?それ何点中5点なんですか!?」



三「ひゃk」

霧「わー!!わー聞こえないー!!!!100点中だなんて聞こえないーッ!!!!」



南「ガッツリ聞こえてんじゃん」



天「ちなみになぜ5点だド?」



三「オレと秋さんの料理と比べたら5点という評価に」



剣「そこ比べちゃダメだろ」



霧「シクシクシクシク」



松「えーではつづいて誰にしましょうか?」



天「魚料理しかできない浜野シェフに決めたッ!!だド」



松「なぜポ●モンみたいに言ったのかはさておき、では浜野シェフ、お願いします!!!」



浜「ほいほーい☆」



西「ちなみに何を作ったんですかー?」






浜「ひたパンです!!!」






剣「魚料理じゃねぇー!!!!!!しかも料理ですらねぇ!!!」



浜「だって魚切るとかかわいそうじゃん?」



南「だからってなんでひたパン………」



浜「あれ、南沢さんはつけパン派でしたか?」



南「いやそういう話じゃ……確かにつけパンの方が好きだけど」



浜「あ、じゃあつけパンどうぞ」



スッ←スープ(インスタント)と食パンを差し出す音



南「………どうしろと……」



天「ジャッジメントどうぞだド」



三「ひゃくてーん!!!(クワッ」



剣・霧「「なんだと!!?」」




西「さぁどんどん次のシェフいきましょー!!!誰にします?」



天「じゃあ筋トレしながら作るシュポーシェフにするド」



西「……だ、そうです!!シュポーシェフ、どうぞ!!」



車「ケンカ売ってんのか」



西「ボクは売ってませんよ。ボクは。」



天「とりあえず料理だすド」



南「お前は何を作ったんだ?」






車「生野菜のサラダだ!!」




剣・南「「それは作ったとは言わない!!!」」



松(しかもなんか盛り付けがすっごい汚いんだけど……)



天「……(この盛り付けの汚さから鑑みるに)お前ほんとに筋トレしながら作ったのかド……?」



車「おぅ!!」




三「バカヤロウ!!!」



バキッ←三国が車田を殴る音



車「ぐあっ!!な……何をする三国ッ……!!」



三「そんな態度は料理に失礼だッ!!!料理に100%全身全霊を込める!!それでこそ真の料理人になれるんだぞ!!!」



剣「いや誰も料理人になるとは言ってねぇけど」



車「さ……三国………オレ……わかったよ……」



剣「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」





天「ふむ、感動のドラマ………100点だド」



南「あ、やべぇ目から汗が(ブワァ」






松「なんか感動のドラマが始まりましたが次のシェフいかせてもらいますよー?」



南「あ、どうぞ(ケロッ」



剣「お前さっきの目から汗はどうした!!!」












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