short novel
□夏祭り行こうぜ!
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霧「神童、夏祭り行こうぜ」
神「え?あぁ…いいけど」
霧「じゃあっ!夕方5時に雷門商店街入口で!」
神「あぁ」
霧「あっ!!甚平着てこいよ!」
神「あ、あぁ…」
三「おい聞いたか皆」
皆「「「聞きました」」」
松「尾行しないとですね」
倉「尾行セット用意!」
浜「倉間楽しそうだね」
×××夕方5時ちょい前×××
神「悪い霧野!待ったか?」
↑甚平
霧「いや?全ッ然待ってないよ。今来たところ」
↑女物浴衣
浜「嘘だね」
速「嘘ですね」
倉「1時間前からいたもんな霧野のやつ」
天「ていうか霧野はなんで女物浴衣なんだド?」
西「アイツは女顔だしいいんじゃないですかねウゲェ吐き気がするぅ」
松「信助!!キャラ!キャラが!!」
南「やべぇ超楽しみなんだけど尾行が(笑)」
↑男物浴衣
倉「ていうか南沢さんだけ浴衣とか……(他は皆私服)…どんな気合いの入れ方ですか」
南「はぁ?こっちのほうがファンサービスになるだろうが」
皆(((たしかにえろいけどこれ小説だからわかんねぇ!!)))
車「ほらほら無駄話はやめろアイツらの会話が聞こえない…っと、アイツら移動し始めたな」
南「よーし尾行するぞー(笑)」
倉「ほんと楽しそうですね」
霧「ねぇねぇ神童ー射的やろうぜ」
神「ん?あぁいいが」
チャキッ←霧野が銃をかまえる音
霧「お前の心を射止めるぞ☆」
神「え?うん」
倉「南沢さんっ!!ダメです!!まだ!!まだGOサインでてません!!」
南「今のは処刑食らわすべきだろう!!何!?お前の心を射止めるぞ☆って!射止めるぞ☆って!!超痒いんだけど!!」
三「南沢、行きたい気持ちはわかるが…今は抑えろ。決定的な犯罪の瞬間を待つんだ」
南「三国が言うなら…チッ…命拾いしたな霧野」
松「まぁそのうち消えますけどね命とか(笑)」
西「(笑)」
霧「なぁなぁ神童ーチョコバナナ食おうぜー?」
神「うん?あぁ」
モグモグ←神童がチョコバナナを食べる音
霧(チョコバナナ食べる神童ハァハァ!!)
浜「速水落ち着いて!まだ隊長のGOサイン出てないから!!」
速「だってあの霧野君の表情見てくださいよ!!多分『チョコバナナ食べる神童ハァハァ』とか思ってるんですよ!!」
浜「なぜだろう否定できない!」
三「まて速水…オレも正直殺ってもいいと思ったが霧野は口に出してないし神童に直接的な害はないから…まだGOサインは出せない」
速「隊長が言うなら…しょうがないですけど…チッ…延命できてよかったですね霧野君」
天「その命ももうすぐ消し炭になるド(笑)」
剣「ていうか意外と冷静なんだな、この不審者(霧野)対策本部って」
松「うん。オレ達のモットーは、『冷静に確実に殺る』だから」
剣(こえぇけどすげぇ)
霧「神童ーたこ焼きたべるー?」
神「あーうん」
霧「あーんしてあーん」
神「あーん……モグモグ」
剣「ダメだ松風…!隊長からのGOサインが出ていないだろう!冷静はどうした!!(あれ、なんでオレが松風を引き止めなくちゃいけないんだろう)」
松「だって!!あーんだよあーん!!吐き気が…じゃなくてキャプテンがかわいそうだよ!!」
三「やめろ松風…オレも今度こそ殺っていいと思ったが…まだ早い、とオレの本能が言っている…だからもう少し待て」
松「隊長が言うなら…しょうがないです…チッ…しねなかったことをせいぜい後悔するんですね霧野先輩」
南「もうすぐ後悔なんかしなくてしむようになるさ(笑)」
倉「もうすぐ消えるからっすね(笑)」
霧「あ、神童みてみてーカブトムシ売ってる」
神「虫嫌い」
霧「………そうだったな」
西「今のやりとりなんなんでしょうか」
浜「大方、神童が『わーすごい』とか言うと思ったんでしょ…霧野のバカが☆」
速「てゆーか一応…い・ち・お・う!一応ですよ?あの人達幼馴染みなんですから神童君の虫嫌いくらいは知ってると思うんですが」
倉「『一応』の強調すごいな速水!」
南「まー霧野のことだし浮かれてて忘れてたんじゃね?神童の虫嫌い」
車「100%それだろ」
霧「あ、神童ーかき氷たべる?」
神「あーうんたべる」
剣「アイツら食いすぎじゃねぇか」
松「ちょっと剣城うるさいよ会話聞こえない」
剣「……すまん…(なんでオレが謝らなくちゃならないんだ…)というかかき氷じゃなんも起こんないだろ」
松「いや…そんなかき氷でさえも犯罪グッズに変えてしまうのが変態なんだよ…!!」
剣(変態こえぇ!)
霧「何味がいいー?」
神「うん…めろん」
霧「あっ!!練乳たくさんかけようぜー(笑)」
神「あぁ…さんきゅ(?)」
霧「はははこれくらいどうってことナイヨ(練乳舐める神童ハァハァ!!)」
タラッ←霧野が鼻血を垂らした音
三「総員かかれ!!!!」
皆「「「イエッサー!!」」」
剣「あのヤロー本当にかき氷を犯罪グッズに変えやがった!!?」
神「モグモグ…(なんだろ…霧野の視線がなんかきもい…しかもなんで鼻血垂らしてんだろ…)」
霧「はははもっと食えよ神童えろいかr」
ゴォンッ←霧野が金属バットで後頭部をぶたれた音
霧「ぎゃああああああああ!!?」
神「どうした霧野!?」
ガシッ
松「キャプテン保護!!」
神「何やってんだ松風」
松「ちょっと地域護衛隊を」
三「…奇遇だなぁ霧野?」
霧「さっ…三国さ…(ズキズキ」
神「三国さんも何やってんですか」
三「…ちょっと地域護衛隊をな」
車「霧野は三国が抑えている!!今だ皆!!かかれ!!!」
皆「「「ラジャッ」」」
霧「えっ」
松「キャプテンはあっち行きましょうか」
神「いや…霧野は…」
松「先輩方に可愛がってもらってます」
神「そうか…ならいいや(?)」
ボカボカッ
霧「ぎゃああああああああ!!ていうか三国さんっ!オレが何をやったって言うんですかっ!!何もしてませんよオレ!!!」
三「……ふぅ…しょうがない……速水、罪状を」
速「はい。えーと…サッカー部不審者対策憲法第5038条…寒的言語の禁止(要するに寒いセリフは言うな)」
霧「なんだそれ!?言ってねぇよそんなセリフ!!」
天「………『お前の心を射止めるぞ☆』…だド」
霧「…………………」
速「……同じく第7153条…あーん禁止」
霧「分かりやすい憲法名だな!!あーんくらいいいじゃないか!!」
西「黙れ女顔」
霧「…………………」
速「………同じく第10852条…不純エロ要求の禁止(要するに神童君にエロを求めるな)…これの違法が2回ですね」
霧「憲法やたら多いな!!ていうか南沢さんだって今日の格好エロいじゃないか!!アレは法律(?)にひっかからないんですか!?」
浜「あれは不純じゃないエロだからオッケーだよ」
霧「……………」
車「よし……判決の時間だ…」
倉「三国裁判長…判決を」
三「…………南沢の刑、だ」
ザワッ…
浜「南沢の刑…だって…!?」
速「あれは…不審者対策本部内の裁判で最も厳しい処刑……!!」
天「南沢の刑はやりすぎなんじゃないかド…!?」
三「いや…甘く判決した方だ…」
西「南沢の刑か…!噂には聞いてたけど僕まだみたことないや…!!」
霧「あの…それどんな処刑方法ですか」
車「……今すぐにでも教えてやろう」
ポイッ←霧野を南沢のところに投げた音
南「…………いらっしゃい……(ニコォッ」
霧「み…南沢さ…」
南「……ところでさぁ霧野…」
フッ…←南沢の目の光が消えた音
霧「へ?」
南「ボソ…」
霧「ヒィッ……!?」
南「ボソボソボソボソボソ…」
霧「ヒィィィィィィィ…………ッ!!?」
浜「でた!!南沢さんの必殺技……」
速「『悪魔の囁き』…!!」
天「あの必殺技は…恐ろしいことを耳元で囁き相手の人格まで失わせてしまうという…宇宙で最も恐ろしい技だド……!!」
西「う…噂に聞いてた通り恐い…!!いや、噂以上だ……!!」
車「…何故か今日の南沢は調子がいい………普段の倍は破壊力がある……!!」
倉「破壊力が高いのは……霧野が相手だからなのか……またはアニメに出れない腹いせなのか……」
三「…どちらにせよ恐ろしい処刑方法だ………!!!」
南「……ただいま終わりました。(スッキリ」
三「お疲れだった南沢…」
車「ごくろう…」
浜「さすが南沢さんっすねー」
速「素晴らしかったです」
霧「プペパパフエハバアババ」
剣「……大丈夫かお前」
霧「プペー?σ(∂∇∂)」
剣「………(イラッ」
松「三国さーん!!みなさーん!!なんか今から花火やるっぽいですー!!」
西「え!花火!?見る見る!!先輩っ!行きましょ!!」
三「あぁ行こう行こう!」
車「三国の母性MAX値!」
天「花火は食えないド…」
南「何言ってんだよ天城……そういえば花火とか久々に見るなぁ」
倉「オレもっすよ」
神「あれ、霧野は?」
速「用事ができたので帰ると言っていました(嘘)」
浜「はははーっ☆花火見れないなんてかわいそうな霧野☆」
霧「プペペペパパ(@∂∇∂@)」
剣「ええい恥ずかしい!!こっちへ来るな!!」
霧「ペペー(∂ε∂)ゞ」
ペケペケペケ…←霧野が歩いてく音
剣「あぁ!!どっか行くなよ危なっかしい!!あーもうこいつめんどくせぇ!!誰かこいつの世話しろよ!!」
霧「ペッペー(お前が世話しろよ、みたいな目線)」
剣「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
===END===