short novel

□スイカ割りやろうぜ!
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車「はい、天馬罰ゲーム!」




松「うわぁーやっちゃったー」








………なぜサッカー部はこんな…







こんな、スイカ割りなんてしてるんだろうか…









時は2時間前に戻る。








霧「スイカ割りやろうぜ」






皆「はぁ?」






霧「安心してくださいスイカなら用意します」







神「…まて、まさかその用意するのは」






霧「もちろんお前だ、神童」






神「うっ…うっ…」






霧「泣き虫はまぁほっといてー割れなかった奴は好きな人暴露ってのはどうすかー」






南「なんだその楽しそうな企画いいじゃねぇかやろうぜスイカ割り」






倉「あ、じゃあオレも賛成で」






浜「まぁ楽しそうだし」






速「じ、じゃあオレも」






神「さ…三国さ…」






三「そうだなーたまには息抜きも必要かなー」






神「………三国さん…」






そして今の状況に至る。



まさか三国さんに裏切られるとはな…






ちなみに天馬はひとりめだ。




んでバッチリスイカから外してくれた。





よって罰ゲーム執行中。







倉「ほらはやく好きな人暴露しろよ暴露暴露!!」




浜「楽しそうだな倉間」




松「わ…わかりましたって…お…オレは…」





ゴクリ…






松「つ、剣城が…すき…です…」



倉「まさかのカミングアウト!」




南「よかったな今剣城いなくて」










この天馬の発言のあと音無がなぜかダッシュで50m離れたところに行ったあと…



音「天京フラグきたぁぁぁぁ!!」



と叫んでいた。








速「……音無先生どうしたんでしょうか…なんか叫んでますけど」





浜「オレらには分からない世界がたくさんあるってことだね」









天「じゃあ次はオレがやるド」



車「おぉ天城、がんばれよっ」




天「……スイカレーダー…ういーん…だド」




倉(なんかはじまった!!)




天「ういーん………ここだド!!!」




ブンッ←大きく振りかぶった音




パカッ←スイカが割れた音






天「やったド!!」



西「うわーっすごいや天城先輩!!」



車「これが食い物バカの本気、か…」



浜「ちゅーかびっくりですわー…どんな嗅覚してんだろ、天城さん」






天「なぁなぁ神童、オレが割ったから丸ごと食っていいド?」




神「えぇ…かまいませんが…(食べきれるのかな…)」




天「ありがとだド!もしゃもしゃ」




三「あぁもう天城…ほら、そんな食いかたしてないで…切ってやるから」




霧「おかん…」




松「おかんがいる…」




三「誰だ今おかんって言ったの」



霧・松「「いいえそんな事いってません」」




三「それにしても色がいいスイカだなこれ…どうしたんだこのスイカ」




神「あぁ…なんか父が有名なスイカだとか言ってたくさん貰ってきて…なんか一玉2万円とか言ってたような…」




天「ぅぐっ!?……ゲッフゲッフ…だド…」





南「おま…そんな高ぇスイカこんなことに使っていいのかよ?」




神「…え?高いですか?」




倉「……これだから坊っちゃんは…」



神「まぁまだまだあるんで遠慮せずに食べちゃってください。どうせオレん家だけじゃ余っちゃうでしょうし」






霧「よっしゃああ!じゃあ次ぴかちゅう!!」




西「…………」




霧「スミマセンでした西園様。お次どうぞ。」





西「じゃーやっるよー!!」





霧「軽くオレの謝罪が無視された!!」





西「うりゃーっ!!」






ペシッ←スイカに棒が当たった音





西「……あれ?」





車「……まさか…」




速「当たったのに割れなかった……?」




浜「ちゅーかこんなこともあるんだなー」




西「ねぇねぇ女顔、」




霧「誰が女顔じゃゴルァ」




松(返事したってことは自覚はしてるんだな霧野先輩…)




西「当たったのに割れなかった場合って、罰ゲームあり?」




霧「敬語まで消え去ったな!…まぁいいんじゃね罰ゲームは」








円「おー!!楽しそうな事やってんなみんな!!」




神「あ、円堂監督」




円「なんだスイカ割りか?」




神「はい、そうです」




円「オレも混ぜてくれよ!!」




神「あぁかまいませんよ、ただ…」




円「?」




霧「スイカから外したら好きな人暴露ですよ!!」




神「……そういう事です」




円「へー、まぁ別にかまわないさー(オレ結婚してるし)」




南(円堂監督の好きな人とかwktkだな)




倉「じゃーどうぞ監督ー」




円「うーん……」




女の人「ちょっと守?なにして…」




音「あ…」




円「よしっ!そこだぁぁぁ!!」



女の人「へっ…」




ベシーッ←女の人の真横に棒を振った音




女の人「キャアアアア!?」




倉「危なーッ!!ちょっと監督!女の人に当たるとこだったじゃないっすかー!!」





円「えっ…まじか、わりーわりー…あっ、すみません、大丈夫でしたか―…」




女の人「もうっ…馬鹿じゃないの……あんたは昔っから!!」




円「本当すみませ―って…なんだ夏未か」




夏「なんだって何よなんだって!!」




神「監督、こちら、知り合いの方ですか?」




円「あぁ、知り合いっていうか―…」






夏「守の妻です」





神「え…」






皆「「「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」






松「かっ…かかか監督っ!結婚されてたんですか!?」




霧「しかもこんな美人…やりおるな監督…」




南「…お二人はもうセッ、ムグゥ」



倉「なんでもありませんから南沢さんの事は気にしないでください」




松「じゃあ、好きな人も自動的に、その、夏未さん、ってことに!!」




神「はわわわわ…けっ…結婚…!?」




霧「アカン神童には刺激が強かった」




浜「あのー監督?」




円「なんだ?」




浜「せっかくなので夏未さんに愛の告白どーぞ」




円・夏「へっ?」




南「あー、どんなプロポーズしたのか、とか気になるなぁ…ねぇ、監督?」




円「えぇぇぇーとぉ?なぁんだっけかなぁぁ?」




夏「あんたまさかプロポーズの言葉忘れたとか言わないでしょうね」




円「滅相もございません」





三(あ、尻にしかれるタイプだ)




西「監督、覚えてるならはやく言ってくださいよーう」




円「し…しょうがないな…ゴホン」


神「はふわぁぁぁぁぁぁ…ぷぷプロポーズ―…」



霧「ちょっと黙って神童。今すごい面白いところだから」



円「オレ―…お前がいないとダメなんだ。慣れないことなんかにも頑張る夏未が―好きだから」




夏「守―…」




円「だからオレと―結婚してください―…」




夏「ま、もる……もう馬鹿っ!!すっごい恥ずかしいわよこれ!」



円「え?そうだったか?」




南「ひゅーひゅー」



倉「楽しそうですね南沢さん」



松「ひゅーひゅー」



西「天馬も楽しそうだね」



神「………(ボカンッ」



霧「神童ーっ!!?神童があまりの刺激と羞恥(?)で爆発したぁぁ!!」








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