テニプリ連載
□7球
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ここに来てから1日が過ぎようとしてた。
夜10時。
やたらデッカイ風呂に入って、ご飯食べて、いろんな人と話てからまた明日ねっ!と手を振った。
分け与えられた部屋で寝っ転がると、私に襲いかかる睡魔に勝てず相部屋の人が誰だか分からずに深い眠りに落ちていた。
アカリさん
アカリさん…?
チュンチュンと鳴く鳥の声に目を覚ます。
日差しが私の目を刺激してすぐには開けられなくて、
ぼけっとしながら起き上がれば体がダルく感じる。
『なんか変な夢見てた気がする…』
のそりと起きて支度を済ませ、ふと枕元に置いていた目覚まし時計を見た。
短い針はすでに12時を示していた。