テニプリ連載
□4球
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もう誰でもいいから助けて…私生きていける自信がないよ……
「あー、いたいた。アカリさーん」
『こっ、このだるそうな声は…!』
「こないな所で何やってるんスか?あ…ドリンク落ちてる…ほんまアホやなアンタ
ろくにドリンク運ぶことも出来へんなら、俺に頼め言うたやないっすか」
この生意気な感じ、左右の耳にはピアスだらけ…
そんなの当てはまるテニプリキャラなんて一人しかいない。
『……ざいぜっ…!』
2つの意味で感動して名前を言おうとしたら軽く頭を叩かれた
『えっ?!!』
「名前で呼べ言うたやろ」
………これは…デレ?
『ひ、光……』
「うわっ、部長もおったんや、練習さぼって何やってんねん」
ちょ、今の照れながら名前言ったあとは「可愛えな先輩(ニコリ」的な感じで良い雰囲気になるところじゃないの?
え?スルー?スルーなの?
『…』
「ほら、もう昼っスよ。謙也先輩と食う約束したやないですか、行きますよ」
いつの間にか光のペースにのまれ、腕をひっぱられると簡単に白石からスルリと抜け出せた
この3人はさっきから睨みあいしてて私達が目に入ってないらしい。
『う…うん』
…光すげぇー…
神様だ。一生ついていきます