04/15の日記

01:46
更新とおまけ駄文
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まもなくGWですね
今晩はくろこです



くろこの周辺はだいぶ桜が舞ってしまいました

まだお花見できてませんが、もうしかたありませんね




さてさて、お話を一つ載せています


何だか支離滅裂な文章ですが…

題名は『ルリチシャ』と読みます
『ボリジ』というハーブの一種です


陽子さんは何年経っても鈍感に違いないと、くろこは勝手に思っとります

というか、希望、ですね

そして、鈍感陽子に苦労したらいいよ!景麒



――――――


景麒は自覚していた


いくら窓の外を眺めようと、見えているのは瑠璃に映る緋色だということに


ごくたまに
主が書を読む際に、気になるところがあると直ぐに訊けるように、同じ堂室で過ごすことがある

今もそんな午後であった


だが自分の書物は膝の上で、掌を置かれたまま開かれていない




どうしても、主から目が離せなかった




何かに縛られたかのように、飽くことなく見続けている


時折、読み下すのに苦労しているのか肘をついてみたり髪を弄んでみたり


懸命な姿に、いつの間にか口元が笑みを形作っていることに気がつき、一つ息を吐いて己を整える


そんな行為を幾度か繰り返し…




まさか、それを主に聞かれているとは思わなかった



――存外、集中していらっしゃらなかったのか




再び息をつきかけて、熱が上った



――話してくれ……と言われても



話せる筈がない


貴女から目を離せないのだとは




慌てて取り繕おうとしたが、どういうわけかかえって勘気に触れたようだ


眉をひそめた主は言い放つ



『恋煩いしていると思われてもしかたない』





もう、逃げるしかなかった




頭が、否、全身が熱い
とにかく熱かった




ああ、彼女から目が離せないのは

まさしく煩っているからなのだと


思い知らされたから



――――――





こんなおまけ駄文
景麒サイドまで載せて…


何がしたいのくろこ…




なんとか幸せな二人を書いてみたいのですが、くろこはどんなに頑張ってみても、両想いな二人が思い描けないのです



裏を返せば、それはくろこが片想いが好きってことなんだと思いますが(汗)


ごめんなさい二人とも


幸せな陽子さんと景麒さんは、他の皆様のお話を楽しみにします






最後になりましたが

まだまだ余震が(最早本震か余震かの区別もつきませんが)続いております

どうぞ皆様息災で

くろこもまだまだ、出来ることを続けてまいります



そして、こんな妙な日記にまで目を通してくださっている方に感謝します




合掌

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