きみを愛してる


幼い頃の面影は今も
ほっぺたには残るけど
寝息を立てているきみ
布団の余白は狭くなった

学校に向かう道
背中を見送りながら気づいた
ランドセルがいつの間にか
小さくなってしまった事

数えきれないくらい今まで
きみの笑顔に助けられたから

いつかきみが旅立ちの
朝を迎えた時には
きみの背中を笑顔で
僕も送り出せるように

追い抜かされてばかりで時々
ヤキモキもするけれど
優しいきみが好き
そのままのきみが好き

泣きじゃくる妹にきみが
かけてあげていた言葉
『泣かんでもええんやで
そやけど泣いてもええんやで』

長い長い旅の途中には
きっといろんな事があるけれど

これだけは覚えていて
きみは一人きりじゃない
たとえ遠く離れても
ずっときみを見てるから

握りしめたきみの手の平の
ぬくもりは今でも残ってる

僕たちの子供として
生まれてくれてありがとう
いつまでもいつまでも
きみを愛してる


作詞・作曲 青空たいき


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