夢小説。

□ホワイトデー。
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3月14日。
一般的にバレンタインデーのお返しをする日だ。
そして私の目の前にはお返しをしてくれるだろう男がいる。

「ねぇねぇ、今日は何しに来たの?」
今、私の家には彼氏である弓彦が来ている。
ホワイトデーだと分かってはいるがほっぺたをツンツンつついて尋ねる。
「お、おいやめろよ!!
用なかったら来ちゃ駄目なのか?」

用がない?

…生意気にも焦らす気だな?
ちょっといじめてやろう。
「うん、用がないと来ちゃ駄目」
「えぇっ!?」
焦ってる焦ってる。
「いつも来てるじゃないかよー…」

あれ?プレゼントは?

今出さないでいつ出すよ?
…ていうか今日弓彦手ぶらだった?



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