*novel*
□小さな天使。
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小さな天使のひろが野分の所にやって来ました。
2人とも忙しくて、会えなくて、寂しいヒロさんの心から、ひろは生まれました。
ひろが、野分にヒロさんの気持ちを伝えようと話始めます。
「ひろき、のわきに会えなくてさびしいって。だから、ひろがひろきのこころもってきた。ひろき、のわきのこと大好きだって。」
野分を見つめ、一生懸命ひろは話します。
(か…可愛い…!!)
大きな野分を見つめるひろは、自然と上目遣いになっていて、まぁるい茶色い瞳はうるうるしていて、可愛さ大爆発です。
そして、こんなに可愛いひろが生まれるほど、自分を想ってくれているヒロさんへの愛しさが胸に込み上げてきました。
野分はひろに伝言を頼みます。
「ヒロさんに、伝えてくれる?『今日は絶対に帰れます。だから、待っていてください。』って。」
ひろはこくこくと頷きます。
そして、野分はとても優しい瞳で言いました。
「それともう一つ。
『俺もヒロさんが大好きです』
って伝えて?」
ひろはちょっと赤くなってしまいましたが、とっても嬉しそうに笑って、頷きました。
「わかった!のわきのこころ、ひろきに伝える!」
そしてひろは野分の頬に可愛らしく小さなキスをして、弘樹のもとに帰って行きました。
END
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