ロジパラEXT

□らぶぱに
1ページ/19ページ





[クリスマスキャンペーン]




『HAHAHA!姪。もうじきクリスマスだぜ?ジングルベリーだぜ?HAHAHAこ〜としもクリスマスがや〜ってくる〜♪』



『ですねえ。クリスマスと言えば、サンタクロースですか?』



『そう!下北沢君に話したら、目を輝かせていたよ!!』




『何かプレゼントするんですか?』



『うんうん!あまりにも目をキラキラさせていたから何が欲しい?って聞いたら、大きいペンスカさんだそうな!まるで子供だぜHAHAHA』



『大きいペンスカ・・・ああ、人形ではなく?』



『うん。多分、本物?』



『まあ、作れなくはないですねえ。レシピもあるし。それは私が引き受けましょう!』



『ありがつん!!・・・で、まあ。ついでにみんなの欲しいものを聞いてきたんだよね、それはかとな〜く。そしたらさ───』



『それはかとなくって言うか多分、タイミング的に叔父の考えてることはバレてたと思いますけど』



『見てくれよ、このトンチンカンなリクエストの数々!!』




Q.クリスマス、アナタの
欲しいものは何ですか?



駿河愁水(英雄召喚の魔導書)

イノセント(手頃に遊べそうな奴)

芝祈烈将(工具一式)

祟場誠人(スワロフスキーの鷹)

陣内優人(皆を守れるだけの力)

犬神キツネ(愛)

下北沢(大きいペンスカさん)



『HAHAHA、なんかズレてるよね〜何か違うよね〜』


『クリスマスって言うか・・・単に今欲しいものですねえ』


『大体、犬神くんの愛ってなんだよ、愛って?』


『ヨルムンちゃんからのじゃないですか?』


『じゃあ僕に言うなよ!!僕にどうしろってんだ!!』


『この中で今すぐ実現可能なのは、ペンスカとレッショー君の工具一式ぐらいですかねえ・・・』


『そうさ、スワロフスキーは高いし。ニュートンに至っては欲しい物が力って。なかなか難しいリクエストしてくるしさ!!』


『確かに叔父では与えられそうにない・・・』



『まあ、しかし。せっかくのクリスマスなんだ。無理とは言わずに出来るだけ近い物をプレゼントしてあげようじゃまいか!』


『出来るだけ、ですか?』


『HAHAHAそうさ。出来るだけ。大事なのはハートだよ、ハート!!HAHAHAHAHAHA』



『・・・・』





出来るだけ近い物。その言葉に
嫌な予感しかしない黒衣をよそに
波乱のクリスマスキャンペーン
幕開けである。

.
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ