〜表〜
□生意気なお前
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部活終了後
「三井さん、それでですね…」
『どうしたんだよ?』
部室で宮城と
少し話していると
「先輩ら、早く出てってくれません?掃除の邪魔です。」
『チッ…★★、先輩に対する態度直せ。』
無愛想な態度でほうきをもち
ながら俺達を睨んでくる
後輩――★★◯◯。
そんな、あいつを
見てるとイライラする。
帰る支度をし部室を出て
靴箱へ向かって
『あいつ、いらつくぜ。』
「まぁ、流川みたいなもんすね〜」
チッなんて俺が舌打ちすれば
宮城は苦笑いしながら言って
『流川よりたち悪いぞ?』
「そんな事ないっすよ。」
『あるんだよ。』
「ないっすよ!!…でも可愛いっすよね?」
なんて言い争いになりそうに
なれば宮城がそういい一番は
彩ちゃんだと呟いて
『あんな奴のどこが可愛いんだよ!?』
俺は理解が出来なくて
ありえねーと思って
「顔っすよ、顔。今度よく見て見たらどうすか?」
『おお、見てやるよ。でもなぜっ……宮城ちょっと待ってろ。』
絶対ブスだなんて言おうとすれば
★★が走って行くのが
みえて顔を無意識に見ると
泣いているのがわかり
気づくとあいつを……
追い掛けてた
『おい、★★どうしたんだよ?』
バスケ部だから一応早く
俺はすぐ追いつき腕を掴んで
「なんでもないです…先輩には関係ないんでっ…」
『泣いてる後輩ほっとける訳ねーだろ。』
何に強がってわからないが
俺には関係ないなんて
言われてそこでまた
腹立つが、部室になんか
あったのかと思って
腕を引っ張りながら行って