□特定の内容における年齢制限について
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これらは有害物とされ、18歳未満の青少年の目に触れないようにしなければなりません。
年齢制限がなぜ必要か。多感な時期に正しい知識もなく、上っ面の情報だけ得て、好奇心やスリルのためだけに悪いことをしないように、です。青少年の頃は人格形成の途中であり未熟なため、謝った倫理観を植えつけてしまう可能性があるのです。
特に「バレなければいいや」「自分が悪いことをしても、子どもは守られているから(責任転嫁)」という感覚が身についてしまうと、危険なのです。


有害物は、いかなる理由でも、18歳に満たない青少年の目に触れないようにしなければなりません。大人が青少年に有害物を見せたり行為を迫るのは犯罪です
大人である私達は、青少年を守らなければならない立場にあるのです。その立場からエロやヴァイオレンスを提供するのなら、彼らがそれを見ないように注意を促し、見せないよう努めなければならない義務があります。
努めたのにも関わらず年齢を偽って侵入してきた場合には、きちんと認証ページが設けられていたかが問題になってきますので、注意書きは厳重にしましょう。
解放していると、トラブルが起きた時にすべて自分の責任になります。
警告文を無視した場合には、提供している側はもう何も出来ません。だって、キッチリカッチリ警告したんですもの……勘弁してくれよ。
興味本位で、大人を犯罪者にしないでおくれ。

年齢制限があるものを見たり読んだりできるのは、決して特権ではありません
19歳以上は「義務教育も終わっているし、反抗期も終わっているだろうし、精神面も成熟し責任能力があるだろう」という目安の年齢であるためです。
18歳未満は、成人保護者(親等)の保護下にあり、犯罪に手を染めれば成人保護者の責任になります。しかし、19歳以上になると、法律上はすべて自分の責任。
つまり、19歳以上になればオッケー万歳!というわけではなく、19歳以上になったら、どんなことも自分の責任ですからね、ということなのです。


以外にも18歳に満たない人が、R18を書いていることもあります。
法律は「有害なものは大人が作る」という概念から作られているのか、絶対的に禁止されているのかという点に関し“YES or NO”をハッキリ提示する事は出来ません。正直言って、本人のモラルに委ねられており、書くなとは言えないのが現状です。
しかし、ただでさえ大人が細心の注意を払って書いているのに堂々とまぁ。

18歳以下のR18への危機管理は甘くなりがちです。自分が18歳未満であるが故、抑止力が弱くなってしまうと考えられます。そのとばっちりは、成人保護者や周りの大人が受けます。
気をつけてね。その倫理観、大人になってから変えるのは難しいです。そのままの倫理観で大人になって、ずーっと同じように続けていると、お縄になるかもしれません。
「ダメだからダメ」なんつう中身のないことは言いません。「なぜいけないのか」を考えてみてください。

私の年齢からすると、18歳未満は子どもです。幼いです。18歳未満というと、18歳だけでなく0歳から18歳までですから、当然幼いです。幼児に至っては、わが子です。
ですが、高校生くらいであればそう遠くない過去なので、気持ちは解らんでもありません。多感な時期でしたから、今よりずっと小説を書いていました(同人ではないですけども)。表現することが楽しくて仕方がない時期でした。大人びたことがしたくて、濃い目のブラックコーヒーを、苦いのを我慢して飲んだりもしました(あれは15の頃だったか)(今じゃ眠れなくなるくらいガブガブ飲んでますが)。
それは、決して悪いことではありません。ですが、年齢制限のあるものに於いては違います。
興味本位が、知らぬ内に誰かを困らせたり、狂わせたり、将来的な自分を変えてしまうこともあります。それが、多少の人から阻害されるくらいならまだマシです。が、知らぬ内に犯罪になってしまうこともあります。
青少年たち、どうか、それを知ってください。あなた方は純粋な面も持っていますから「大人って!」「大人はもっと悪いことをしている」と思うこともあるかもしれません。けれど、これはダメな大人の話ではなく、あなたの未来のお話です。


上にも書きましたが、書くなとは言えません。もし万が一書くのであれば「年齢制限の意味」や「制限すべき表現」を理解し、大人なみの警告をしてください。
ですが、書いてもいいよとは言いません。できれば止めといてね、と思っています。

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