†吟遊詩人T♪†

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01/01(Sat) 03:16

真琴

暮れの慌ただしさも去り
暇を持て余して考えごと
眠れなくなった満月の夜

お気に入り 小さめのグラス
氷を1つ2つと入れて
母の作った梅酒を注ぐ

悔いも嘆きも洗われて
心軽くなり重くなる瞼
やっと眠れる、と
意識を手放した

夢の奥 広がった青空
ひとり空を飛ぶ夢を見た
向かう先には眩い太陽
目が眩み瞳を閉じる

気が付けば真夜中
カーテンの隙間から
白い月が覗く

真冬の冷気に擦り寄られ
無性に貴方に会いたくなった



921T
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