†吟遊詩人T♪†
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ここで読まれた内容と酷似した、いわゆる盗作行為または作者様の名誉を傷つけるような嫌がらせ行為はやめてくださいね・・・。
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09/15(Wed) 18:03
『逑めしこの世の瓦解』
宇佐 世白
波食の地で
翳りを魅せ始める秋暁の
孤影は何の皃にも為らずに
許多のヒトが
声に出して訴える
其の無様な己の声と似た
尻声の悲しき夜
死に化粧の紅を堊る者も
渾融させて壱と為す
雲の峰の迥か下にて
共に栖むヒトと其の天空から
支配にはもはや意志も
戦跡も廃した結果
神とは何かも
今や種々勘考するだけで
永久に亡ぼされる
想えば
唆されたと嗤笑され
嗤えば
嘲り受けたと冷笑を受ける
光の眩しさに問いを投げる亊
扉に重きを置く亊
憧れに惑う亊
衆知の輪形を描く亊
これら全ては本当に無様か
F03B
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