mi&ta
□雨の日
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今日は攘夷派にも目立った動きがなく、みんなのんびりと過ごしていた。
私はまだ家事が残ってるので、あまりのんびりとはしていられない。
「依弥ちゃん、手伝うよ」
『あ、ザキさん。ありがとう』
「何すればいい?」
『えっと、食器の片付けをしてほしいんだけど…』
「わかったよ」
ザキさん、バドミントンはいいのだろうか…?
走り去るザキさんを見ながら、考えてしまった。
「依弥。手伝うぜ」
『あ、土方さん!助かります。
じゃあ、洗濯物を……』
「任せときな」
悠然と歩いて行く土方さんを見ながら、マヨネーズまみれにならないよう祈った。
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