mi&ta
□あたしは真撰組
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準備を済ませた総悟と共に、みんなの元へ向かう。
総悟が小言を言われてるのを尻目に、手早く朝ごはんを並べる。
「いっただ「「「「「いっただきま〜す!!!!」」」」」………。」
近藤さんが給食係みたいに号令をかけようとした直後、他の人に言われた。
『こ、近藤さん…』
何て言えばいいのかわからず、前に総悟が教えてくれた言葉をいってみる。
『早く食べないとご飯、冷めちゃいます。
だからお妙さんにも殴られるんですよ。』
「依弥、近藤さんをより一層凹ませてどうするんだよ…」
土方さんに言われ、近藤さんに目を向ける。
『えーっと………。
土方さん、マヨネーズ』
「…………」
そこには、どんよりとした空気を醸し出す近藤さん。
どう言葉をかければいいかわからず、とりあえず土方さんにマヨネーズを渡す。
「マヨネーズをバトンみたいに使うな。
…これ以上、お前は何も言うな。後で話を聞く」
『……はい』
それから、黙々とご飯を食べた。
その後私の話を聞いた土方さんと、総悟が言い争いをしたのはまた別の話。
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