mi&ta
□Third Day
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「ちょっと待って!!」
今まで大人しく聞いていた大助が驚いた顔をしている。
『どうかした?』
「依弥姉ちゃんは、人魚の仕業だって言ったよね…?けど、人魚って王子様に恋をして、最期は泡になってしまうんだよね!?」
『確かに、一般的なのはそうだよね』
{お前みたいなお子ちゃまが知ってそうなのはネズミ君のリトルマーメ●ドかな?(にやり}
「なっ…////」
『大丈夫か?大助……ダーク、あんまりあたしの"かわいい"弟をいじめてやるな』
「………("かわいい"なんだ)」
{おい、それぐらいで落ち込むなよ}
『話がそれた。大助、ここからは一切口出し無用。質問は、まとめて最後に聞くわ。大丈夫、今から人魚について教えてあげるから』
「わかった」
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