mi&ta
□Fifth Day
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『なんで小助さんまで!?』
皆を部屋に案内しながら、小助さんに聞いてみる。
「いやぁ、Mermaid whisperに興味があってね…。
それに大助達だけだと、大変な事もあるだろうからって、笑子さんが…」
『なるほど…。
あ、快斗は買い出しに行ってる。もうすぐ、帰ってくると思うよ』
「依弥姉ちゃん」
おもむろに、大助が話しかけてきた。
『どうした?大助?』
「黒羽さんって、怪盗だよね?
僕…怪盗の家に、初めてトラップ無しで入った……」
『大助………
………………かわいいっ!!!!!』
目をキラキラさせて、嬉しそうに話す大助。
私は思わず抱きしめた。
「わっ!!!
あ、あのっ/////
依弥姉ちゃんっ/////」
{おっ!?
俺様の出番か、大助!?}
(だだだっ、ダメだよダークっ!!
あ〜、ど〜しよう//////)
大助の中でそんな葛藤があったなんて知らない私は、暴れる大助をさらに強く抱きしめた。
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