♀ツナ 

□Be my baby
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本当に久しぶりだねとキラキラとした笑顔を浮かべるツナに山本と獄寺の二人は眩しい太陽でも見詰めるように目を細めた。

薄いピンク色のチュニックに生なりのキャミソールのインナーを合わせて、ホットパンツからは真っ白のそれでいて柔らかな張りのある太股が惜し気もなく曝されている。

山本が無意識にポツリと零した言葉にツナは一瞬ビックリしたように瞳を見開くと苦笑した。

「・・騙すようなことしてごめんなさい」

小さな頭を下げると薄い桃色の耳にかけられていた紅茶色の髪が落ち顔を隠してしまう。

「違っ!」

そんなつもりで言ったんじゃねぇよ。

慌てて立ち上がり山本は激情のまま

「あんまり可愛いから」

ビックリしてと言えばツナはキョトンとしたあとフワリと笑いありがとう、と礼を言った。

「お、俺も可愛いっつーか綺麗になられたと・・」

いや、前から大変おかわいらしいと思っていたんですが・・

「獄寺君もありがとね」

ツナは親しいものだけに見せるフニャリとした愛らしい笑顔を浮かべた。

吊られて二人も笑顔を浮かべ改めてツナを見つめた。

「・・女の子だな」
「・・女の子ですね」
「・・うん」

理由聞いていいか?

山本が会った時からずっと聞きたかったのであろう質問をツナに問う。


なぜ自分達の前から姿を消したのか?
なぜ話てくれなかったのか?

なぜ・・女の子だと隠していたのか?
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