SSA
□GAME
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チャララーン♪ランラン♪
「えっ?」
画面に流れるエンドロールと軽快な音楽。
マジ?まさかこれで終わりなの?
茫然自失で画面を見つめた後ムカムカと怒りが込み上げる。
「・・ふざけんな!こっからがイイトコなのに!」
「イイトコって?」
「そりゃアレだよ。応援室でイチャイチャパラダイス・・」
「ふ〜ん」
「・・って、ヒバリさん!?」
(なんでココにいるの?)
パッケージを手に不思議そうに首を捻りながらオレの横でしゃがみ込むヒバリさんは
「最近、君が応接室に来ないから」
なんかあるのかなって?
「あっ・・」
「まさかゲーム」
「いや、それは」
「・・・」
「・・・」
「まぁいいよ」
ヒョイとオレを抱えて横のベッドに倒れ込むと
「ゲームじゃなくてもイチャイチャでネチャネチャでグチャグチャでトロットロッにしてあげる」
ニッと笑顔で凶悪な程のフェロモンを撒き散らしてオレに迫ってくるのを当然止めることなんて出来るはずもなく、しばらく放置してしまった分たっぷり愛されてしまうのでした。
「あっ明日は希望通り応接室でね♪」
「・・・」
『返事がない屍のようだ』
(二次元に負けてられないからね)
(もうゲームしない(泣))