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□Q
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草壁は主の雲雀の動揺を初めて目にして彼もまた人の子であったかと主に知られたらトンファーでめった打ちにされること間違いなしということを考えていた。

「・・アレなんなの?」

右手で顔を覆い隠すようにはしているが隠しきれない頬を赤らめ自分に問い掛ける。

「天使のように愛らしい沢田綱吉さんかと・・」

主の大切な想い人である彼を言葉にするならば日頃主が常々言う 天使または妖精が適当であろうと答えた。

「そんなことわかってるよ。僕が言ってるのはあの子の格好だよ!」

主が指差す先は学園祭の出し物2年A組による寸劇。

構成シナリオ演出 家庭教師リボーン(誰もつっこまなかったのか?)
『並中コスプレインタビュー』

どうやら並中における有名人に粉したモノマネ形式のインタビューらしい。

司会は山本によるもので獄寺によるボクシング部の笹川良平のコスプレ(途中でダイナマイトを出しそうになり強制退場)や黒川による獄寺の真似(以外に似ている)そして笹川京子による沢田綱吉(似ていないが男子生徒の歓声は大きい)等で構成されているようでなかなかの反響であった。

「・・続きましては・・」
と並中の校歌が流れゾロゾロと風紀委員のコスプレをしたA組の面々が並ぶとスタンバイしていたのであろう舞台下手から小さな黒い人影がテテッと走り寄り設置された台上に乗ると

「・・何、群れてるの?」
とチャキッとトンファーを構え
「噛み殺すよ!」

と宣った。

これは・・雲雀恭弥のコスプレ!
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